1948年 - 1950年のラビットボール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:11 UTC 版)
「ボール (野球)」の記事における「1948年 - 1950年のラビットボール」の解説
イシイ・カジヤマ(ジュン石井)が製造したボール自動製造機械によって製造されたボールの通称。1948年9月にNPBに試験導入され、翌1949年から1950年まで全面的に使用された。それまでほぼ手作りだったボールが、この自動製造機械導入で精度が格段に上がった。材質面では、戦時中より粗悪品のままだったものを機械導入を期に大手毛糸会社と契約を結ぶことで、質の高いボールを製造できるようになった。材質の改良に加えて、電気乾燥機で湿気を飛ばす製造手法も反発力向上の要因となった。このボールの導入によって本塁打数が劇的に増加。この後に反発力の規定が作られた。
※この「1948年 - 1950年のラビットボール」の解説は、「ボール (野球)」の解説の一部です。
「1948年 - 1950年のラビットボール」を含む「ボール (野球)」の記事については、「ボール (野球)」の概要を参照ください。
- 1948年 - 1950年のラビットボールのページへのリンク