10年基本計画について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 23:49 UTC 版)
「ボストンカレッジ」の記事における「10年基本計画について」の解説
2009年6月、ボストン市は大学の「10本基本計画」を承諾した。これは新しく購入されたブライトン・キャンパスを活用し、大学を面積だけでなく施設の面からも大幅に拡大する、16億ドル(約1600億円)の再開発計画である。 計画の目玉はベッド数を1280増やす事によって、全学生の寮の需要に完全にこたえられる、初のボストン付近の大学になること。ロワー・キャンパスに220個とブライト・キャンパスに560個足し、残りは最近購入したコモンウェルス通りにあるアパートを寮に変える事によって補う。計画通り建設が終了すれば、8600人の学部学生の為に8610個のベッドが利用できるようになる。寮の建設に伴い、ブライトン、ニュートン、オールストン付近での学部学生のアパートの賃貸は大きく制限される。興味深い事に、モッヅは少なくながら残される。 さらにロワー・キャンパスに1.85ヘクタールの運動場が建てられる。現在建っているフリン運動場は壊され、代わりに230以上ある学生団体のオフィスを収容する2.65ヘクタールの大学センターが建つ。大学センターは、学生と教授用の食堂や会議室も提供する。 ミドル・キャンパスには、4種類の学術施設が建設される。その内、1.16ヘクタールのストウクス・カモンズは、現在建っている食堂を破壊する為、臨時的に学生会館と食堂として使われる。その他は1.16ヘクタールの人文学科用の施設、0.65ヘクタールの社会福祉大学院と看護婦学部が共用する施設、そして建て替えられる理系学科向けの施設。 現在大学関係の施設はほとんど存在しないブライトン・キャンパスは大幅に開発される。まず、2006年にボストンカレッジと再合併したエストンイエズス会神学大学に属する教員と大学院学生の寮を建設。また、現在建っている建物を神学大学の教室とオフィスへ改造。 新たにブライトン・キャンパスに設けられるのが「芸術地区」。5ヘクタールの芸術センターと2.7ヘクタールの劇場が建設される。ここは毎年5月にある催し、「芸術祭り」の時に賑やかになりそうである。 さらにスポーツ関係の施設もブライトン・キャンパスに造られる。1500人収容できる野球場、500人収容できるソフトボール球場、運動競技大会向けの汎用のフィールド、運動場など。
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