10年前の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:53 UTC 版)
「仮面ライダーゴースト」の記事における「10年前の関係者」の解説
2015年に起こる眼魔の侵攻に対抗しようとした者たち。不滅のガンマイザーに対抗するために多数の英雄や偉人から15人(グリム弟を含めると16人)を選び、ゴーストドライバーを開発していた。 天空寺 龍 #天空寺龍を参照。 仙人 #仙人を参照。 五十嵐 健次郎(いがらし けんじろう) 10年前に龍や西園寺と共にモノリスの研究を行っていた物理学の権威。 龍の死に絶望し、裏切った西園寺に命を狙われたため失踪していたが、研究室で起きた不可思議現象を調査に現れたタケルたちに発見される。一度はタケルから逃げ出すが、タケルの言葉と龍の姿を照らし合わせタケルに10年前の真相を話そうとするが、西園寺が差し向けた青竜刀眼魔の斬撃からタケルを庇って重傷を負う。その際に扇子と共鳴してベンケイゴーストを生み出すきっかけを作った。 その後は長らく入院生活を強いられたが一時的に退院を許され、10年前の真相を話すために大天空寺を訪れる。真相を語った後はタケルたちに後のことを任せ、アカリに自身の手帳を託して去った。 西園寺 主税(さいおんじ ちから) 黒ずくめの服に身を包んだ、陰気な顔つきの中年男。アランの協力者。誰に対しても敬語を崩さない口調で喋る。 目の紋章が描かれた魔法陣らしき紙にスポイトから液体を垂らすことで眼魔を召喚する。世間では「願いを叶えてくれる謎の人物」として噂が広がっており、英雄への思い(憧れや尊敬など)を持つ人物に接触し眼魔を呼び寄せてその能力で願いを叶えさせようとしているが、ゴーストにより何度も阻止されているため、アランから非難されることもある。 眼魔たちとは違い、思いを抱く人間を死に至らしめることなくパーカーゴーストを生み出し、鞄に仕込んだ試作品のプロトドライバーで眼魂に封印することもできる。 10年前は考古学者としてモノリスのある大天空寺を訪れ、ゴーストハンターとして龍や五十嵐博士と共にモノリスの研究を行っていたが、その過程で眼魔世界にアクセスしたことでイゴールから取り引きを持ちかけられ、プロトドライバーが完成した直後に二人を裏切る。その際に生きた人間のサンプルとして事故を装ってマコトとカノンを眼魔世界に転送したが、10年後に眼魔世界から帰還したマコトにはその原因が龍だと偽っていた。眼魔側との取引条件としてプロトドライバー一つと、英雄の遺物を持ち去っている。『アラン英雄伝』ではゴースト眼魂を3つ所有したころにアランと接触している。たこ焼きが好き。 全ての英雄の眼魂を揃えた後、大天空寺の地下研究室で召喚したグレートアイに「全てのものを支配する力が欲しい」と願うが、ゴーストドライバーを持っていなかったことで願いは叶わず、自身が粒子化してモノリスに吸い込まれるという敢え無い最期を遂げた。『真相!英雄眼魂のひみつ!』 テレビシリーズ最終回から1年経過後、眼魔世界でブランク眼魂を媒体に復活し、再びタケルたちの前に現れ過去の出来事を語る。その身体は人間ではない存在に変わっている。そして、グレートアイによって願いを叶えようとしたが、タケルたちからグレートアイが消えたことを聞かされ、彼らの元を去る。 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 再登場し、ダントンがカノンを「失敗作」と罵り殺害しようとしたところを庇って致命傷を負う。最期はマコトに「妹を大切にしなさい」と告げ、「これで私も英雄になれたか?天空寺龍よ…」と呟きながら光の粒子となって消滅した。
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