1次車・2次車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:29 UTC 版)
「JR東海313系電車」の記事における「1次車・2次車」の解説
本節では、1998年度から2000年度にかけて製造された車両について述べる。初期車における番台区分は以下の通り。 番台区分車内仕様編成両数配置区所おもな運行路線摘要0番台 転換クロスシート(車端部固定シート) 4両・2両 大垣車両区 東海道本線静岡地区および名古屋地区(浜松 - 米原) 2両編成は300番台 1000番台 転換クロスシート(車端部ロングシート) 4両・3両 神領車両区 中央本線名古屋地区および中央西線(名古屋 - 南木曽) 名古屋方制御車は0番台3両編成の電動車は1500番台 3000番台 セミクロスシートワンマン運転対応 2両 神領車両区 中央西線(中津川 - 塩尻)および篠ノ井線(塩尻 - 松本)および関西本線 2012年3月に大垣車両区に転出 大垣車両区 東海道本線静岡地区および名古屋地区(浜松 - 米原)および美濃赤坂支線(大垣 - 美濃赤坂)および飯田線(豊橋 - 辰野) および中央東線(辰野 - 茅野) 2012年3月に神領車両区から転入 静岡車両区 身延線および御殿場線および東海道本線静岡地区(三島 - 静岡) 8000番台 転換クロスシート(特別仕様) 3両 神領車両区 中央本線名古屋地区(名古屋 - 中津川)および「セントラルライナー」「ホームライナー瑞浪」 2022年3月に静岡車両区に転出 静岡車両区 東海道本線静岡地区(熱海 - 豊橋) 電動車は8500番台2022年3月に神領車両区から転入 大垣電車区(現・大垣車両区)には0番台・300番台92両が配置され、東海道本線の快速列車(浜松駅・豊橋駅 - 大垣駅・米原駅)および普通列車(大垣駅 - 米原駅・美濃赤坂駅)を中心に投入された。これによって311系は普通列車(浜松駅・豊橋駅・岡崎駅 - 岐阜駅)を中心に転用され、117系は日中の大多数の運用を失い、浜松駅 - 豊橋駅、大垣駅 - 米原駅の普通列車に転用された。また、朝夕に運用されていた113系は完全に運用を失い、転属あるいは廃車とされた。 神領電車区(現・神領車両区)には1000番台・1500番台21両が配置され、中央本線名古屋地区の快速列車(名古屋駅 - 中津川駅)を中心に投入されたほか、8000番台18両が新設のセントラルライナー(名古屋駅 - 中津川駅)に投入された。また、同線から篠ノ井線に直通する中央西線ローカル運用(中津川駅 - 松本駅)および関西本線(名古屋駅 - 亀山駅)には同区に配置された3000番台32両が投入され、ワンマン運転を開始した。これによって213系5000番台と113系(この両系列はともに大垣電車区から転属)はともに日中の大多数の運用を失った。また、朝夕に運用されていた103系や、中津川駅 - 松本駅間を中心に運用されていた165系は完全に運用を失った。 静岡運転所(現・静岡車両区)には3000番台24両が配置され、身延線・御殿場線に投入された。身延線では既に123系によるワンマン列車が運行されていたが、本系列の投入により、これらの路線では日中のほぼ全ての普通列車がワンマン運転となった。両線から捻出された115系は東海道本線に転用され、大垣電車区から113系が転属してきたこともあって、これらによって老朽化した113系初期車を淘汰した。 次項より各番台区分について解説する。編成の向きは左側が上り方(熱海・塩尻・亀山方)である。
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