グリンカとは? わかりやすく解説

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グリンカ【Mikhail Ivanovich Glinka】

読み方:ぐりんか

[1804〜1857]ロシア作曲家ロシア国民楽派の祖とされる作品に、オペラルスランとリュドミラ」など。


グリンカ

【英】:Glinka, Mikhail Ivanovich
[ロシア]  1804~1857

2007年6月 執筆者: 野原 泰子

ロシア作曲家ロシア国民音楽創始者として知られるスモレンスク近郊ノヴォスパススコエ地主の家に生まれ教会の鐘の音と農民の歌に囲まれ環境育った15年から音楽学び18年にはジョン・フィールドレッスン受けている。ペテルブルグ貴族寄宿学校卒業後、運輸省勤務2428年)。職務傍らロマンスピアノ曲室内楽曲作曲して社交界注目を浴びる
3033年にはイタリアで音楽を学ぶ。ベッリーニドニゼッティオペラ始め同地最新音楽から大い刺激を受けながらも、ロシア人としてのアイデンティティ強く自覚帰国途上ベルリンでは、音楽理論家ジークフリート・デーンから教授受けて、自らの方向性確信を抱く。
帰国後、オペラ《イヴァン・スサーニン》(36年)を作曲イタリア歌劇形式によりながらも、ロシア民謡素材とする国民的題材オペラは、古い民話に基づく《ルスラーンとリュドミーラ》(42年と共にロシア国民主義オペラ礎石となった

ピアノ独奏曲

ピアノ合奏

歌とピアノ


グリンカ

名前 Glinka

ミハイル・グリンカ

(グリンカ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 23:38 UTC 版)

ミハイル・イヴァーノヴィチ・グリンカロシア語:Михаи́л Ива́нович Гли́нка:Mikhail Ivanovich Glinka1804年6月1日スモレンスク近郊ノヴォスパスコイェロシア語版 - 1857年2月15日ベルリン)は、ロシア作曲家。ロシア国外で広い名声を勝ち得た作曲家の一人で、「近代ロシア音楽の父」と呼ばれた。


  1. ^ a b 森田(1996)pp.130-131
  2. ^ a b Mikhail Glinka, American Ballet Theatre, https://www.abt.org/people/mikhail-glinka/ 
  3. ^ a b c Russian Festival, Naxos Records, https://www.naxos.com/catalogue/item.asp?item_code=8.570047 ナクソスによるCDの解説)
  4. ^ フランシス・マース著, 森田稔訳. ロシア音楽史. 春秋社, 2006, p42
  5. ^ Mikhail Glinka: Capriccio brillante on the Jota Aragonesa (Spanish Overture No. 1), for orchestra, G. ii3, AllMusic, https://www.allmusic.com/composition/capriccio-brillante-on-the-jota-aragonesa-spanish-overture-no-1-for-orchestra-g-ii3-mc0002360401 
  6. ^ 井上和男「カマリンスカヤ」『最新名曲解説全集』 4巻、音楽之友社、1980年、331-333頁。 


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