こくさい‐しぜんほごれんごう〔‐シゼンホゴレンガフ〕【国際自然保護連合】
読み方:こくさいしぜんほごれんごう
国際自然保護連合(IUCN)
自然保護と天然資源の保全に関心をもつ各国政府機関,NGOなどの関係者の協力を図る目的で1948年設立された国際団体で,本部はスイスにある。国連機関やWWF(世界自然保護基金)などの援助,協力の下に,自然保護に関する情報交換,調査研究,啓発活動など幅広く行っています。国際自然保護連合(こくさいしぜんほごれんごう) International Union for Conservation of Nature and Natural Resources
国際自然保護連合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/04 02:22 UTC 版)
国際自然保護連合(こくさいしぜんほごれんごう、英:International Union for Conservation of Nature and Natural Resources、IUCN)とは、1948年に創設された[1]、国際的な自然保護団体である。国家、政府機関、NGOなどを会員とする。本部はスイスのグランにある。日本は1978年に環境庁が日本の政府機関として初めて加盟、1995年に国家会員として加盟した。また、日本国内の18団体(NGOなど)が加盟している。1993年には、旭硝子財団よりブループラネット賞が贈られた。国連総会オブザーバー資格を取得している[2]。大正大学内に「IUCN日本リエゾンオフィス」が設けられている。ラムサール条約の事務局をになっている[3]。自然遺産候補を専門機関として調査している[4]。
- ^ “国際自然保護連合(IUCN)の概要”. www.env.go.jp. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “国際自然保護連合(IUCN)”. Ministry of Foreign Affairs of Japan. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “国際機関、国際条約との連携 - IUCN日本委員会”. iucn.jp. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “公益社団法人日本ユネスコ協会連盟”. 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “第7回IUCN世界自然保護会議の結果概要について”. 環境省 (2021年9月14日). 2023年9月8日閲覧。 “(前略)第7回世界自然保護会議(WCC7)が、令和3年9月3日(金)から9月11日(土)までの9日間、フランス・マルセイユで開催され(中略)環境省、外務省に加え、国際自然保護連合日本委員会などのNGOも参加(略)。会員総会では、役員選挙、動議の採択や功労者への表彰式等が実施されました。環境省は政府機関会員として会員総会に出席するとともに、イベントやポスター展示を通じて我が国の取組を発信しました。”
- ^ a b “Director General [事務総長]” (英語). IUCN (2021年9月8日). 2022年2月15日閲覧。
- ^ “参加者募集:10月6日開催「気候変動アクション日本サミット2023」 – 気候変動イニシアティブ – Japan Climate Initiative – JCI”. 気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative). 2023年9月8日閲覧。 “ラザン・アル・ムバラク 国連COP28気候変動ハイレベルチャンピオン”
- ^ キャロル・スミス(国連大学) (2011年6月29日). “絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト”. ourworld.unu.edu. OurWorld(国連大学ウェブマガジン). 国連大学. 2023年9月8日閲覧。
- ^ “事務総長” (英語). IUCN (2015年8月31日). 2019年8月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Hesselink & Čeřovský 2011, pp. 21–28, "Annex 4. IUCN Presidents, Director Generals, General Assemblies"
- ^ a b 油井 1997, pp. 87–101
- ^ 青森県 2003, p. 729, 「コラム 世界遣産とIUCN」
- ^ 吉岡 2012, p. (4) 534, 「白神山地」
- ^ 吉岡 2012, p. (4) 525, 「IUCN」
国際自然保護連合 (IUCN)
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「インガー・アンダーセン」の記事における「国際自然保護連合 (IUCN)」の解説
2015年1月に国際自然保護連合 (IUCN) の事務局長に任命されると、アンダーセンは職責において世界中の50以上の事務所でIUCNの業務を担当した。 IUCNはアンダーセンのリーダーシップの下、米国ハワイ州で2016年世界自然保護会議を開催し、会議の正式な開会の前夜にハワイ入りしたバラク・オバマ大統領が出席者を歓迎する挨拶を行った。同国が初めて主催国として開催するIUCNの会議であり、アンダーセンは「自然保護のオリンピック」とも呼ばれる世界最大の国際環境保護会議を成功に導いた。 IUCN在任中、アンダーセンは持続可能な開発を達成する取り組みにおける自然保護の重要性を次のように強調した。「自然は人間の願望の障害ではなく、不可欠なパートナーであり、すべての取り組みに貴重な貢献を提供します。」
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