（ニセコ

デジタル大辞泉

ニセコ

北海道南西部、後志(しりべし)総合振興局の地名。ニセコアンヌプリや羊蹄山の南にある。旧称、狩太(かりぶと)町。文学者有島武郎の父が農場を開いた地。

日本の火山

ニセコ（北海道）

１１１６ｍ　北緯４２度５３分０７秒　東経１４０度３８分２５秒　（イワオヌプリ）　　（世界測地系）
１３０８ｍ　北緯４２度５２分３０秒　東経１４０度３９分３２秒　（ニセコアンヌプリ）（世界測地系）

概 要

　ニセコは北海道南西部に位置し、尻別川を挟んで東には羊蹄山がある。 東西25km、南北15kmに分布するニセコ火山群(侵食が進んでいる雷電火山、ワイスホルン火山、目国内岳(めくんないだけ)火山、岩内岳(いわないだけ)火山と 火山地形を保存している白樺火山、シャクナゲ岳火山、ニセコアンヌプリ火山、チセヌプリ火山、ニトヌプリ火山、イワオヌプリ火山からなる)の活動は約200万年前に開始し、安山岩質の溶岩流や溶岩ドームを主体とするが、山麓には火砕流堆積物や岩屑なだれ堆積物が認められる。 最新の火山活動は、イワオヌプリ火山で、複数の溶岩流、溶岩ドーム、火砕流堆積物と降下火砕堆積物および南山麓の爆裂火口からなる。

最近１万年間の火山活動

　 最新の活動はイワオヌプリの溶岩ドームの形成で、その形成に伴った降下スコリアは羊蹄火山灰層に覆われる。 イワオヌプリ溶岩ドーム起源の降下火砕堆積物直下の土壌で約6000年前の噴火年代が得られている。 イワオヌプリ溶岩ドームでは、現在も噴気活動が続いている(日本の地質「北海道地方」編集委員会、1993)。

記録に残る火山活動

• 過去の火山活動履歴

　記録に残る火山活動はない。

＜日本活火山総覧（第3版）（気象庁編、2005）による。＞

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ニセコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/16 12:50 UTC 版)

ニセコ（英: Niseko）は、広義には、北海道後志総合振興局の岩内郡岩内町、岩内郡共和町、虻田郡倶知安町、虻田郡ニセコ町、磯谷郡蘭越町からなる山岳丘陵地域の総称。この5町のうち、外国人を含む観光客の間で特に人気が高い3町（俱知安町、ニセコ町、蘭越町）が「ニセコ観光圏」と称されることもある。特に倶知安町とニセコ町を「ニセコ地域」ということもある。

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「ニセコ」の例文・使い方・用例・文例

• しかし，約10年前に北海道のニセコを訪れたスキーヤーたちがオーストラリアに戻り，雪が良く，食事はおいしい，そしてそこにはよい温泉があると人々に話した。
• 東急不動産は，ニセコひらふスキー場をオーストラリアの企業に売却することを決めた。