黒姫 - 戸隠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 20:39 UTC 版)
「長野県道36号信濃信州新線」の記事における「黒姫 - 戸隠」の解説
国道18号から旧戸隠村へは観光のルートに利用されており、千曲川の支流である鳥居川と並行しながら高度を上げ、観光客で賑わう戸隠神社や戸隠そばの各店前を通り、戸隠神社前郵便局前で道なりに戸隠バードラインに接続する。 2008年現在、この区間においては黒姫の集落付近で1.5車線である以外は2 - 3車線であるが、1970年代前半までは幅4.6メートルの未舗装道路でガードレールもなく、大型車両同士のすれ違いは困難であった。1972年(昭和47年)9月23日には、川中島自動車の戸隠神社行き路線バスが、ダンプカーとのすれ違いに失敗し、50メートル下の鳥居川に転落大破、15人が死亡、67人が負傷という大惨事が発生した。この事故において、東京高等裁判所では1979年(昭和54年)に「事故の原因はバス運転士の過失ではなく道路の欠陥にある」とする判決を出しており、山岳道路における管理のあり方が問われることになった。 当該事故現場付近の道路は、1975年(昭和50年)には幅5.5メートルに拡幅され、1976年(昭和51年)には舗装も行なわれている。 また戸隠で白馬方面に案内が表示されているが国道406号も白馬・白沢峠に向けて狭路なため観光車両の通り抜けは避けた方がよい。
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