黄鶴楼を詠んだ漢詩とは? わかりやすく解説

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黄鶴楼を詠んだ漢詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 03:06 UTC 版)

黄鶴楼」の記事における「黄鶴楼を詠んだ漢詩」の解説

崔顥唐代) 「黄鶴楼昔人乗黄去,此地空余黄鶴楼黄鶴一去不復返,白雲千載悠悠晴川歴歴漢陽芳草萋萋鸚鵡洲。 日暮郷関何処是?煙波江上使人愁。 (通釈崔顥 昔の仙人はすでに黄鶴乗って飛び去り、 この地には黄鶴楼だけが空しく残され黄鶴飛び去ったきりかえって来ず白雲だけが千年もの間も悠々と流れ続けている 晴れわたった長江対岸には漢陽樹々くっきり見え芳しい鸚鵡洲のあたりに青々と生い茂る 日の暮れゆく中、我が故郷はどの方角にあるのだろうか? やがて川の上には波や立ち込め、私の心を深い悲しみに誘うのだ 李白唐代) 「黄鶴楼送孟浩然之広陵故人西辞黄鶴楼,煙花三月揚州孤帆遠影碧空尽,唯見長江天際流。 (通釈) 昔からの友人(である孟浩然)が黄鶴楼別れ告げようとしている、 だって花が咲いているこの三月揚州へと下っていくのだ 船の帆だんだんと青空吸い込まれるように小さくなってゆき、 ただ長江天の彼方に向かって流れているのが見えるだけになってしまった 李白唐代)「与史郎中欽聴黄鶴楼吹笛」 一為遷客長沙,西望長安不見家。 黄鶴楼吹玉笛,江城五月落梅花。 (通釈このたび遠国流されるとなって長沙の地まで来た、 ここから西の方にある長安望んでわが家見えない この黄鶴楼望郷の念にかられていると 誰かが中で吹く笛の音聞こえてきた、 しかもそれは名曲落梅花ではないか。ああ、長江流れに臨む武昌の町で、夏の五月に季節はずれ散り落ちるとは 陸游宋代)「黄鶴楼手把仙人緑玉,吾行忽及早秋期。 蒼龍闕角帰何晩,黄鶴楼中酔不知江漢交流渺渺,晋唐遺跡離離平生最喜聴長笛,裂石穿何処吹? 毛沢東近代)「菩薩蛮・黄鶴楼茫茫九派流中国,沉沉一綫穿南北煙雨蒼蒼,亀大江黄鶴知何去?剰有遊人処。 把酒酹滔滔,心潮逐浪高

※この「黄鶴楼を詠んだ漢詩」の解説は、「黄鶴楼」の解説の一部です。
「黄鶴楼を詠んだ漢詩」を含む「黄鶴楼」の記事については、「黄鶴楼」の概要を参照ください。

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