鳥の鳴き声が入ったマスター音源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 17:22 UTC 版)
「1/6の夢旅人2002」の記事における「鳥の鳴き声が入ったマスター音源」の解説
『ベトナム横断1800キロ』のエンディングに収録されたバージョンの「1/6の夢旅人2002」には、樋口が飼っていたインコのポーちゃんの声が入っている。後に本人がCD EXTRAの中で告白した(『どうでしょうDVD』第4弾「サイコロ3」の特典映像にも収録)。通称「インコバージョン」。 これは樋口が自宅での制作中、ラインでドラムの打ち込みを録音する際にマイクで拾ったポーちゃんの鳴き声を誤って一緒に録音してしまったためである。ところが樋口は、「まぁいいか」とそのポーちゃんの声入りドラムトラックをそのまま使って曲を完成させ、番組ディレクターの藤村忠寿に渡した。ディレクターや音響効果担当の工藤哲也は編集時、曲の途中で入る「シーシーシー」という音には気づき、疑問をもちつつも「多分これはシンセサイザーか打楽器か何かの音で、樋口さんのアレンジのひとつなのだろう」と思い、そのまま番組に使用し電波に乗せてしまった。それを知った樋口は、「北海道の人たちは本当のことを何も知らないで大喜びしている」と語っている。 後に本人の口からあの音はインコの鳴き声であることが明かされたが、偶然にも該当部がケツァールの飛び立つ場面で流れていたため、樋口は藤村たちが鳥の鳴き声と気づいた上で使ったのだと思っていたという。 発売されたCDの「1/6の夢旅人2002」は最終回で放送されたものとは違い、アレンジに手を加え改めて札幌のスタジオで収録されたもので、ポーちゃんの声は入っていない。また、一部だけ歌詞に違いがあり、マスター音源では「いつの日かきっと」であったのが、発売CDでは「いつの日にかきっと」になっている。CD版は主に『水曜どうでしょうClassic』で使用されている。また「ベトナム横断1800キロ」のエンディングもClassicではCD版に差し替えられている。
※この「鳥の鳴き声が入ったマスター音源」の解説は、「1/6の夢旅人2002」の解説の一部です。
「鳥の鳴き声が入ったマスター音源」を含む「1/6の夢旅人2002」の記事については、「1/6の夢旅人2002」の概要を参照ください。
- 鳥の鳴き声が入ったマスター音源のページへのリンク