飲食店の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 14:09 UTC 版)
イタリア料理の飲食店は、各種形態があり高級店から列挙するとおおまかに以下の順序。 リストランテ(Ristorante) コース料理を中心の高級料理店。現在では、リストランテクラスの高級店ながら、オステリア・トラットリア、エノテーカ(居酒屋)と名乗り、カジュアルな印象を持たせたりする場合があり、店名だけで判断しにくくなってきている。 トラットリア(Trattoria) 大衆食堂。地方料理や家庭料理を出す個人経営、家庭経営の店。アルコール類も楽しめ、アラカルト料理を中心とする。 オステリア(Osteria) 軽食堂、居酒屋で、歴史をもち高級な料理店。アルコール類も楽しめ、アラカルト料理を中心とする。 ベットラ(Bettola) オステリアとほぼ同様で、イタリア語で食堂、台所という意味。 タヴェルナ(Taverna) トラットリアとほぼ同様。調理済みメニューを出す簡易店もある。 ロカンダ(Locanda) 専門店 以下のピザ、パスタ、ワイン専門店の他に、ビール、カクテル、ジェラートを専門に扱う店もある。ピッツェリア(Pizzeria) ピッツァ中心の専門店。 スパゲッテリア(Spaghetteria) パスタ中心の専門店。 エノテーカ(Enoteca) ワイン中心の専門店。居酒屋。「エノテカ」とも言う。 バーカロ(it:Bacaro) パニノテッカ(Paninotec) サンドイッチ屋 ビレリア(it:Birreria) ビールバー ターヴォラ・カルダ(it:Tavola calda) 店内での飲食可能な惣菜屋 バール(Bar) カウンター席を持つ喫茶店。夜は日本のショットバー類似となる。軽食、エスプレッソ、パン、ジェラートなどをだす店もある。小さな集落にも必ず存在しコミュニティの中心的役割も担っている。宝くじやバスの切符等を販売しコンビニ的役割も果たしている。 カフェテリア(Caffetteria) 喫茶店。バールと混ざった形態もある。
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