静岡県の「のぞみ」通過をめぐる問題とは? わかりやすく解説

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静岡県の「のぞみ」通過をめぐる問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 01:44 UTC 版)

のぞみ (列車)」の記事における「静岡県の「のぞみ」通過をめぐる問題」の解説

1992年運行開始から現在まで、事故災害などの非常時 は別として、「のぞみ」静岡県内の駅には客扱いでは停車していない。 静岡県庁は「のぞみ通過」に不快感示しており、2002年平成14年12月9日静岡県知事石川嘉延は、静岡県議会本会議で「県内素通りの『のぞみ号に対して通行税を取る」と発言した。 この発言受けて2002年12月27日同県交通政策室の幹部が「臨時列車除いた東海道新幹線停車本数は、静岡駅101本、浜松駅81本であり、東北新幹線宇都宮駅106本、郡山駅94本、山陽新幹線岡山駅229本、広島駅199本、姫路駅127本であり、人口60万人2002年当時)の浜松市なのに、(同市と比較して約6割の人口である)人口34万人郡山市より本数少ない」と発言したのに対しJR東海は「東海道東北山陽の各新幹線列車1本の乗車人員が違うし、路線性格異なる。それらの事情を全く無視した暴な議論だ」と反論した2001年10月ダイヤ改正では、東京 - 新大阪間の「ひかり」1時間に1本「のぞみ」変更したに伴い繁忙期運行されていた東京 - 新大阪博多間の臨時「ひかり」静岡駅停車し当該「のぞみ」通過待ちを行うことになった2003年10月ダイヤ改正では、従来運行されていた東京発名古屋行き最終「のぞみ」途中ノンストップ平日のみ運行)を品川駅浜松駅豊橋駅の各駅に停車する「ひかり」格下げすることで、浜松駅及び愛知県豊橋駅への最終列車繰り下げ兼ねた措置行った。この改正では三島駅浜松駅「ひかり」停車本数増えたものの、静岡駅定期列車停車本数現状維持のままで、繁忙期運行されていた前述臨時「ひかり」「のぞみ」変更されることにより再び静岡駅通過することとなり、2001年9月以前水準戻った。 さらに2008年3月ダイヤ改正では「ひかり」の1本を新横浜駅静岡駅にも停車させることとしたほか、朝6時台静岡駅停車しN700系車両使用することで東海道区間日中「のぞみ」同等スピード走破する新横浜始発広島行きの早朝「ひかり」393号(現在の533号)を新設途中駅での「ひかり」「こだま」「のぞみ」乗り継ぎ時間短縮するなど、輸送改善動き見られる早朝列車増発に関しては、2020年3月14日改正で、三島6時15分(25分から繰り上げ)に「こだま」設定している。

※この「静岡県の「のぞみ」通過をめぐる問題」の解説は、「のぞみ (列車)」の解説の一部です。
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