静岡県と「のぞみ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 15:13 UTC 版)
詳細は「のぞみ_(列車)#静岡県の「のぞみ」通過をめぐる問題」を参照 東海道新幹線の最優等列車である「のぞみ」であるが、静岡県内には非常時を除き停車しない(現在は政令指定都市に昇格した静岡市の静岡駅および浜松市の浜松駅を含む)。 これについて静岡県庁は不快感を示しており、静岡県知事の石川嘉延は、2002年(平成14年)12月9日の静岡県議会・本会議で「県内素通りの『のぞみ号』に対して通行税を取る」と発言し、物議を醸した。しかし実施されることなく川勝平太に交代したため、発言も話題にされなくなった。 一方川勝平太知事は、中央新幹線の工事を巡って、大井川の水量減少対策が示されていないとして、着工の許可を認めておらず、結果中央新幹線の静岡工区については本格着手の見通しが立たず、2027年の開業予定に影響が出ている。これには、川勝知事が希望する静岡空港アクセス用東海道新幹線新駅構想を、JR東海が輸送力低下を理由に拒否している事に対する意趣返しも加わっているとの説がある。
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