静岡県のわさび漬け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 20:50 UTC 版)
現在のわさび漬けの発祥は、江戸時代、宝暦年間(1751年 - 1763年)のことである。駿河国(現在の静岡県東部)の商人であった田尻屋利助が、現在の静岡市葵区有東木に伝わるワサビの茎の糠漬けを元に考案し、売り出したのが始まりとされる。その後、1889年(明治22年)に静岡駅(東海道本線)が開業すると、木でできた化粧樽に詰めたわさび漬けが車窓越しに販売されるようになった。これが人気を博し、日本全国にわさび漬けが広まるきっかけとなった。
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