雍正帝の皇子・公主たち
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「宮廷の諍い女」の記事における「雍正帝の皇子・公主たち」の解説
弘時(愛新覚羅弘時) 斉妃の子、皇后の養子、第三皇子→八皇弟の養子に 生母の死後、皇后の養子となり勉強に励んでいるが、弘暦と比べあまり賢くないことから皇后から心配されている。 皇后から皇后の姪との縁談を薦められるが、父帝の妃嬪である瑛貴人に恋をしてしまい、恋文を渡そうとしていた事が発覚。その事が原因で、瑛貴人は死罪を賜り自身は長子という事で罪を免れたが、父帝からの評価が下がる事に。 その後弟の弘暦の言葉に乗せられ、父帝に不遜な八皇弟や十四皇弟を許すよう懇願。父帝の怒りを買い、嫡出皇子の身分を剥奪され「八皇弟の息子にする」と命じられてしまい、皇位継承から外されてしまう。 弘暦(愛新覚羅弘暦/乾隆帝) 宮人李金桂の子、甄嬛の養子、第四皇子 皇帝が親王時代、酔って手を付けた宮女との間に生まれた。早くに母親と死別。 そのため皇帝からはあまり省みられず宮廷ではなく離宮である圓明園で淋しい生活を送る。避暑のため皇帝たちと圓明園にやって来た甄嬛と知り合う。 成長後皇帝に認められるため学問に励んでいたが、彼の英明さを警戒した皇后から毒入りの粥を送られ代わりに食べた宮女が落命し、あわてて恵嬪を通じ皇太后に助けを求める。 甄嬛の回宮後、甄嬛の実子という扱いになり甄嬛の養育を受けることになる。甄嬛を慕っていた弘暦は、甄嬛を守り従うことを誓う。 甄嬛の子ということで雍正帝からも目をかけられるようになり、その才能を認められる。成人後乾隆帝として即位。 弘曕(愛新覚羅弘曕) 甄嬛の子。第六皇子。 実は果郡王との不義の子。霊犀と双子。腕白で機転が利く。 成長後凝暉堂に住み、弘暦が皇帝に即位後皇太后である甄嬛の「果親王の跡継ぎとなり」という提案を承諾し、のち親王の爵位を与えられる。 朧月公主(愛新覚羅綰綰) 甄嬛の長女。 一時期、後宮を去った甄嬛に代わり敬妃に養育される。甄嬛回宮後も敬妃になつき離れないため、その後も敬妃の元で暮らしている。甄嬛の策略で皇后が甄嬛に手をあげる現場を目撃し、皇帝に証言。 謀らずも、皇后の失脚の片棒をかつぐことに。 温宜公主(愛新覚羅良玉) 曹貴人の娘。→端妃の養女に 母の曹貴人の死後、端妃の養女に。 父帝の没後、再び病を患い寝たきりになった養母の端皇貴太妃を看病している事が敬貴太妃から明かされた。 静和公主 沈眉荘の娘。→貴妃の養女に 眉荘が酒に酔った勢いで、太医の温実初(後述)と結ばれて誕生した娘。 眉荘亡き後は、熹貴妃の養女に。 霊犀公主(愛新覚羅韞歓) 甄嬛の次女。 貴妃が果郡王との間に儲けた、双子のうちの娘。 物語終盤、雍正帝の命を受けた夏刈から双子の兄弟である第六皇子の血液を採取された時、一緒に眠っていたが偶然目撃していた寧嬪に保護された。
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