陸のアブドゥッラーと海のアブドゥッラーの物語とは? わかりやすく解説

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陸のアブドゥッラーと海のアブドゥッラーの物語(第505夜 - 第515夜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)

千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「陸のアブドゥッラーと海のアブドゥッラーの物語(第505夜 - 第515夜)」の解説

バートン版「漁師のアブズラーと人魚のアブズラー(第940夜‐第946夜)」 東洋文庫版「陸のアブド・アッラーフと海のアブド・アッラーフの物語(第940夜‐第946夜)」 昔、アブドゥッラーという名の貧し漁師がいた。彼には妻と9人の子がいたが、財産は網しかなく、その日の漁でパン屋アブドゥッラーからパンを買い、不漁の時は、つけでパン買って一家養っていた。 10人目の子生まれた日、網を打つと、上半身人間で腰から下は男の人が網にかかった人魚の名はアブドゥッラーと言い毎朝ここで陸の果物と海の宝石交換しようという話になり、手始めに、人魚アブドゥッラーは、漁師アブドゥッラー真珠珊瑚エメラルドヒヤシンス石、ルビーなどの宝石渡した漁師アブドゥッラーは、恩人パン屋アブドゥッラー宝石半分渡し残り宝石は家に持って帰った翌朝漁師アブドゥッラーは、籠一杯果物持って人魚アブドゥッラー会い、籠一杯宝石交換し、その宝石市場宝石商売ろうとした。宝石商は貧乏なのに宝石をもっていることを怪しみ王妃宝石盗まれたことを思い出し漁師アブドゥッラー捕まえアブドゥッラー王の前に突き出した。しかし、漁師アブドゥッラー宝石王妃の物ではないことが分かり漁師アブドゥッラー釈放された。王は漁師アブドゥッラーから話を聞き感心し、彼を王女栄え」と結婚させ大臣し、また宝石半分持っていたため共犯者として捕まるのではないか恐れていたパン屋アブドゥッラーを第2の大臣とした。その後1年間毎朝漁師アブドゥッラー人魚アブドゥッラー会って、籠一杯果物を籠一杯宝石交換したある日人魚アブドゥッラー漁師アブドゥッラーに家に招待したいと言ったので、漁師アブドゥッラーは裸になり、水中でも息ができるようダンダーンという肝油からできた体中塗り、海の中に入って行った。海の中では、人魚の子らが漁師アブドゥッラー見ての尾ではなく尻と足があることを珍しがり騒いだので、海の王様興味持って漁師アブドゥッラーを海の王宮召し出した王宮では、王と百官漁師アブドゥッラーの尻と股間じろじろ眺め珍しさから大笑いした漁師アブドゥッラー大量宝石持って帰ったが、二度と人魚アブドゥッラー会おうとはしなかった。漁師アブドゥッラーパン屋アブドゥッラーは、アブドゥッラーとともに幸せ暮らした

※この「陸のアブドゥッラーと海のアブドゥッラーの物語(第505夜 - 第515夜)」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
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