陰陽玉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 05:18 UTC 版)
ゲームにおける博麗霊夢の装備のひとつ。陰陽太極図模様の球体。作品によっては、複数個現れたり、1つしかないような扱われ方をされることもある。 PC-98版ゲーム作品は、博麗神社最大の秘宝。霊力が籠った不思議な鉱石で出来た玉とされている。一見するとただの玉でありとても武器とは思えないが、博麗の血筋が使うと底知れない霊力を発する。正体不明の玉だが強大な霊力があるため、何かの霊魂が宿っているか生命体であるらしい。霊体や魔性の物は、陰陽玉のような霊力のある武器でのみ倒すことができる。魅魔によれば、博麗の血統である霊夢しか扱えない。使用者の力に影響され、それを吸収していく。満ち足りればその究極の力を放出し、元に戻り再び吸収を始める。 『靈異伝』のグッドエンディングでは、魔界ルートでは妖精に、地獄ルートでは山歩き(竹本泉作品の登場人物)に変化する。バッドエンディングでは大爆発を起こしたり地球を消滅させた後、背景に靈夢と「うそ」という赤文字が現れる。『封魔録』のグッドエンディングでは、玄爺により、博麗の力とは陰陽玉の「真の力」を引き出すためのものであると説明される。「真の力」は、高機動タイプでは匂いを選べる芳香剤、防御タイプでは甘味を食べても太らなくなる力、攻撃タイプでは餌やトイレなどの世話が不要な猫となる。 『紅魔郷』以降の作品でも引き続き霊夢の装備として登場する。『地霊殿』で地下に潜る際、八雲紫により地上と遠隔通信できる機能が付けられた。この通信機能は『地霊殿』後も継続していたが、『三月精 第3部』第10話で紫から指摘されるまで霊夢は気付いていなかった。『三月精 第3部』第17話では、陰陽玉が博麗神社の神体であることが示唆されている。
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