開催候補地とテーマの変遷とは? わかりやすく解説

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開催候補地とテーマの変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 03:22 UTC 版)

2005年日本国際博覧会」の記事における「開催候補地とテーマの変遷」の解説

1988年から構想され、1994年愛知県から示され最初基本構想テーマは「技術文化・交流新し地球創造―」であり、会場は、大阪万博の約2倍の約650ヘクタール予想入場者数は、4,000万人跡地構想は「あいち学術研究開発ゾーン」と「新住宅市街地開発事業となっていた。その後環境への配慮から、会場候補地である海上かいしょ地区自然環境破壊に対して批判がなされ、1996年に「新し地球創造―自然の叡智Beyond Development:Rediscovering Nature's Wisdom)」として、会場面積540ヘクタール縮小し予想入場者数2500万人減少させ、BIE国際博覧会事務局)に立候補申請し、1997年BIE総会投票により開催地に決まったその後1999年当初メイン会場として計画されていた海上地区瀬戸会場)にオオタカ営巣発見された。2000年2月BIEは「自然の叡智」というテーマ掲げながらも「新し地球創造」として、会場の跡地利用として宅地造成新住宅市街地開発事業道路建設セット実施することについて「万博隠れ蓑にした土地開発事業」と会場計画批判し全面見直し強く求めたその後生態系尊重する市民団体などの要望受け入れ2000年5月メイン会場愛知青少年公園長久手会場)に変更し万博テーマを「自然の叡智Nature's Wisdom)」と変更し、より環境問題市民参加前面打ち出す事となった。変更後会場である愛知青少年公園残っていた自然を活かし、その自然自体自然体感)も展示目玉となった一方で外国パビリオンについては、これまでの万博のような各国個性的な建築物アピールすることとは異なり万博協会規格建築物(モジュール)をグランド遊具だった所など樹木少な区画建設し参加国モジュール外装内装のみで個性発揮するという形をとった。その結果コンパクト省資源環境配慮型の会場構成実現できた。加えて開催前会場構成パビリオン企画段階から市民積極的に参加ボランティアセンター設立した会場運営周辺地域でのサポートを行う等、開催前から開催中閉幕後にかけて市民NGONPOなどが積極的に参加した

※この「開催候補地とテーマの変遷」の解説は、「2005年日本国際博覧会」の解説の一部です。
「開催候補地とテーマの変遷」を含む「2005年日本国際博覧会」の記事については、「2005年日本国際博覧会」の概要を参照ください。

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