開催されたメジャー大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 07:27 UTC 版)
「ウィングドフットゴルフクラブ」の記事における「開催されたメジャー大会」の解説
ウェストコースはこれまでに全米オープンが5回、PGA選手権が1回開催されている。イーストコースは全米女子オープンが2回と全米シニアオープンが1回開催されている。 更に全米アマチュア選手権も2回開催している(ウェストとイーストでそれぞれ1回ずつ)。1949年にはウォーカーカップがウェストコースで開催された。 2013年1月、全米ゴルフ協会 (USGA) は2020年開催の第120回目の全米オープンをウィングドフットで行うと発表した。これで都合6回目の開催となるが、それ以上の回数の全米オープンを開催したコースはバルタスロールゴルフクラブとオークモントカントリークラブの2か所だけである。 USGA 主催の選手権クラスの大会が行われる際のウェストコースはパーが 70 に設定される。この設定だと 514 ヤードの 9 番ホールはパー 4 になり、選手権史上最長のミドルホールになる。12 番 640 ヤードのパー 5 は選手権史上 2 番目に長いロングホールになる。 オギルビーが2006年の全米オープンに優勝した時のスコアは5オーバーパー、1974年にアーウィンが優勝した時は7オーバーパーであり、近年のメジャー大会においても群を抜いて打数が多い。なお、ジュリウス・ボロスの1963年全米オープン(開催地はボストンのザカントリークラブ)の優勝スコアは293打(9オーバー)で、これが近年における打数及びパー基準のスコア両方の最多記録となっている。 年大会名優勝優勝スコア2位との差準優勝優勝賞金 ($)2020年 全米オープン 2,250,000 2006 全米オープン ジェフ・オギルビー 285(+5) 1ストローク ジム・フューリク フィル・ミケルソン コリン・モンゴメリー 1,225,000 2004 全米アマチュア(a) ライアン・ムーア(英語版) 2 up ルークリスト(英語版) なし 1997 PGA選手権 デイビス・ラブIII 269(–11) 5ストローク ジャスティン・レナード 470,000 1984 全米オープン ファジー・ゼラー 343(-7) 90 8ストローク(PO) グレッグ・ノーマン 94,000 1980 全米シニアオープン(b) ロベルト・デ・ヴィチェンツォ(英語版) 285(+1) 4ストローク ウィリアム・C・キャンベル 20,000 1974 全米オープン ヘイル・アーウィン 287(+7) 2ストローク フォレスト・フェズラー(英語版) 35,000 1972 全米女子オープン(c) スージー・バーニング 299(+11) 1ストローク キャシー・アハーン(英語版) パム・バーネット(英語版) ジュディ・ランキン 6,000 1959 全米オープン ビリー・キャスパー 282(+2) 1ストローク ボブ・ロスバーグ(英語版) 12,000 1957 全米女子オープン(d) ベッツィー・ロールズ 299(+7) 6ストローク パティー・バーグ 1,800 1940 全米アマチュア ディック・チャップマン(英語版) 11 & 9 W.B.マカロー・ジュニア なし 1929年 全米オープン ボビー・ジョーンズ (a) 435(+3) 108 23ストローク(PO) アル・エスピノサ(英語版) 1,000(e) (a)2004年全米アマチュアは、イーストコースとウェストコースの両方を使用。 (b)1980年全米シニアオープンはイーストコースで開催。 (c)1972年全米女子オープンはイーストコースで開催。 (d)1957年の全米女子オープンはイーストコースで開催。 (e)ジョーンズはアマチュアだったので、36ホールのプレーオフで敗れて2位になったアル・エスピノーサが優勝賞金を得た。 1984年(90ホール)と1929年(108ホール)の全米オープンはプレーオフで優勝者が決まった。当時の USGA のルールでは、プレーオフは18ホール(1984年)と36ホール(1929年)で決定されることになっていた。合計スコアはプレーされたホールの数を反映し、準優勝者とのスコア差はプレーオフ時のものとなっている。
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