2011年全米プロゴルフ選手権
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「キーガン・ブラッドリー」の記事における「2011年全米プロゴルフ選手権」の解説
2011年8月、ブリヂストン招待選手権の翌週開催されたメジャー大会全米プロゴルフ選手権で、ブラッドリーは2日目に64をマークし首位につけるなど好調な出足であった。首位と1打差の3位でスタートした最終日、15番でトリプルボギーを叩き、3ホール残して暫定首位のジェイソン・ダフナーに5打差をつけられてしまったが、ブラッドリーは16番17番と連続バーディーを奪い、結局後半3連続ボギーとスコアを落としたダフナーと通算8アンダーで並んで72ホールを終え、勝敗をプレーオフに持ち込んだ。3ホール制の1ホール目(16番)では両者ともバーディーチャンスであったが、ダフナーは外しブラッドリーはパットを沈めた。残りホールもこの1打の優位を守ったフラッドリーがメジャー初優勝を決めた。メジャー初挑戦で優勝したのは2003年のベン・カーティス(全英オープン)以来で、米国内のメジャー大会に限ると1913年のフランシス・ウィメット以来の快挙となる。なおゴルフの4大メジャー大会では2010年マスターズでフィル・ミケルソンが優勝した後、2010年全米オープンでグレアム・マクドウェルが優勝して以降初優勝者が連続しており、ブラッドリーは連続7人目の初優勝者である。またブラッドリーのワールドゴルフランキング順位は、全米プロでの勝利後108位から29位にまで急上昇した。なお中尺パターを使ってメジャー制覇したのはブラッドリーが初めてである。 この全米プロゴルフ選手権の勝利に加え、HPバイロンネルソン選手権での優勝やトップ10フィニッシュ4回といった成績を収めたブラッドリーは、2011年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
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