2011年以降の(一社)全銀協時代
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「全国銀行協会」の記事における「2011年以降の(一社)全銀協時代」の解説
一般社団法人移行初年度となった2011年度は、従前のケースに倣えばみずほの割り当てとなり、塚本隆史FG社長か西堀利みずほ銀行頭取のいずれかの就任が想定されていた。当初は西堀の就任を予定していたが、同年3月に発生したみずほ銀のシステムトラブルに伴う引責辞任から、3ヶ月程度、会長就任を延期することが明らかになり、暫定的に奥が残留した。その後、同年4月になって、西堀が正式に辞退したため、従来の輪番のままでは2012年に割当予定だった三菱東京UFJ銀行の頭取に繰上げの上、管掌させる方針となり、永易克典が同年7月1日付で就任した。 2012年度は、前年の輪番が崩れたことから繰り下がりでみずほが管掌することとなり、みずほコーポレート銀行頭取を兼任する佐藤康博みずほFG社長が、FG社長の立場で就任した。 2013年度以降は、SMBC→MUFGまたはBTMU→みずほ銀行またはみずほFG、の順で、軌道修正された輪番で動かすようになり、2015年には佐藤康博が2度目の登板(このときはFG社長専任として)、2016年には國部毅が同じく2度目の登板となった。2017年は、三菱東京UFJ銀行の小山田隆頭取(当時)が就任したが、同行頭取職を在任途中辞任することになり、急遽前任頭取であった平野信行がMUFG社長の立場で登板した。これまで、同行頭取がMUFG社長職との兼任の場合は銀行頭取の肩書きで全銀協会長に就任していたが、MUFG社長の肩書きでの就任は初となった(平野本人は再登板)。
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