長編概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 14:38 UTC 版)
三つ目族の謎編 ある日突然、犬持邸に謎の黒い球が送りつけられる。それは写楽の叔父で、同じく三つ目族の末裔であるゴブリン伯爵から甥の写楽に贈られたもので、表面に琵琶湖の湖底に眠る三つ目族の遺産の隠し場所が示され、鉄球の中にはその案内役となる天人鳥が収められていた。写楽と和登さんは飛石連休を利用して琵琶湖へ調査に出かける。 グリーブの秘密編 写楽の通う学校に特別講師として赴任して来た上底先生は、なぜか写楽一人に執拗な体罰を繰り返す。実は、彼女の真の目的は写楽にネイティブ・アメリカンの遺跡・グリーブについて調査させることだった。長編では唯一アニメ化されていない。 怪植物ボルボック編 写楽たちは三つ目族が開発した霊長植物・ボルボックを発見する。ボルボックは人間の命令に従い、地上の植物を思いのままに茂らせたり枯らしたりする能力を持っていた。写楽ははじめこれを手なずけようとするが、ボルボックが三つ目族を滅ぼした張本人であることが分かり、一転してボルボックの殲滅を目指す。 イースター島航海編 写楽の前に現れた長耳族の末裔・パンドラは半人半猿の配下であるポキ族を差し向け犬持博士らの謀殺を図るが、写楽たちは辛くも逃れる。その後、写楽と雲名警部は幽霊船に乗せられ、パンドラ(アニメではミスターマネー)によってイースター島への航海に導かれる。 古代王子ゴダル編 自分が滅ぼしたウル王朝のシグアナ姫の復讐で4500年もの間「ホア・カバリ・キルマの壷」に封じられてきた三つ目族の王子・ゴダルは、和登さんの体を乗っ取ることで世に再びその姿を現す。ゴダルと写楽、二人の三つ目人は国際会議を控えた京都の街で騒動を巻き起こしていく。 地下の都編 バンソウコを貼った写楽は縄文時代の遺跡を発見し、一人で掘り進めていく。その後、富士山の火山灰土に覆われた地下の都を発見し、そこで古代の巫女・アヌイと出会う。アニメでは11話〜13話に相当する。 怪鳥モア編 写楽はトルテカ人の忘れ形見・モアの雛を親鳥から託されている。舞台は変わってメキシコとなり、写楽はモアを狙うヒットマン・ケツアルからモアを守り抜こうと奮闘する。
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