長編映画のはじまり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 09:30 UTC 版)
「フィーチャー映画」の記事における「長編映画のはじまり」の解説
最初のフィーチャー映画と呼ばれるものは、上映時間70分のオーストラリア映画『Story of the Kelly Gang』(1906年)であった。 ヨーロッパ初のフィーチャー映画:『L'Enfant prodigue』(1907年)、90分、ただし舞台劇を記録したもの ヨーロッパ初のフィーチャー映画(舞台劇の記録でない、純粋な劇映画):『Les Misérables(ああ無情)』(1909年) イギリス初のフィーチャー映画:『Our King and Queen Through India』(1912年)、ドキュメンタリー映画かつカラー映画 ロシア初のフィーチャー映画:『Defence of Sevastopol』(1911年) アメリカ合衆国初のフィーチャー映画:『Oliver Twist』 『From the Manger to the Cross』 『Richard III』(いずれも1912年) アジア初のフィーチャー映画:『塩原多助一代記』(1912年)、日本 南米初のフィーチャー映画:『O Crime dos Banhados』(1913年)、ブラジル 1915年にはアメリカだけで年600本の長編映画が撮影されていた。アメリカでの長編映画製作本数が最大に達したのは1921年(年間854本)で、最低になったのは1963年(年間121本)であった。1922年から1970年まではアメリカと日本が長編製作本数の首位を争っていたが、1971年以降はインドが首位となっている。
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