銀狼族の集落
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 04:19 UTC 版)
「ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-」の記事における「銀狼族の集落」の解説
ガーヴ・シルバリオン 適正属性:? フェリオスの父であり、エミリアとレウスの祖父。融通の利かない性格。 フェリオスが生まれた時に妻を失い、里の仲間の助けを借りつつ男で一人でフェリオスを育てる。 フェリオスがローナと結婚することを、彼女への負い目から、責任を取るために結婚しようとしていると思い込み反対する。そのことが原因で喧嘩別れしてしまい、数年後にフェリオスたちの暮らす集落が魔物の群れの襲撃で壊滅したことを知り後悔をする。 その後、度々壊滅した集落へ仲間を弔うために出向いたが、その度に魔物に阻まれて集落にたどり着けずにおり、家族を弔うことすらできない自分の不甲斐なさに焦りと苛立ちを覚えている。 その後、孫であるエミリアとレウスが生き延びていることを再会と共に知るが、孫の両親を弔うことができていないため祖父と呼ばれる資格はないと考えており、素直になることができず厳しく接してしまうが、本心からは生き延びていてくれたことに嬉しく思っており、言葉の端々に気持ちが溢れてしまっている。 シリウスの実力を一目で見抜くほどの腕の持ち主で、シリウスと戦い負けを喫するが、シリウスたちの目的が壊滅した集落に向かうと聞き共に付いて行くことを決める。 到着した集落で息子の敵であるダイナローディアと邂逅し、エミリア、レウスと力を合わせて戦い敵を取る。その後は、今まで抑えていた孫への愛情が溢れデレデレになるが、先の戦いの際にレウスが呪い子であることを知り少なからず葛藤をしていたが、シリウスの覚悟を聞き決心がつき、呪い子への考えを改めレウスを受け入れる。 集落に戻ってからは、再び現れてしまった呪い子を掟に従わずに自分が預かることを決め、その母親と再婚する。 フェリオス・シルバリオン 適正属性:? エミリアとレウスの父親にして集落の族長。 ガーヴの息子で、父親譲りの融通の利かない頑固な一面を持っている。 奴隷商人に捕まっているローナと彼女の妹を救うために戦うが、二人を盾にした奴隷商人が発動した隷属の首輪による苦痛で妹が息絶え、守り切ることができなかったことに対して後悔と自責の念に駆られる。その後、生き残ったローナを周囲の反対を押し切って引き取り、互いの傷を舐め合うように寄り添っていた二人だが、その心の傷は次第に癒え、恋心へと変わり互いに愛し合うようになっていた。 その後、結婚することをガーヴに伝えたが、負い目から責任を取るために結婚しようとしていると思い込み反対され、喧嘩別れで別の集落へ移り、新しい集落では族長となる。 暫くしてローナとの間にエミリアとレウスを設け、二人も成長したある日、かつての友に宛てた手紙に、そろそろガーヴを許そうとしていることを考えている旨を書いていた。 しかしある日、魔物の群れが集落を襲い、魔物を引き寄せていたダイナローディアに立ち向かうが、家族を守りながら戦ったためその相性の悪さも相まってエミリアの目の前で殺されてしまう。 ローナ・シルバリオン 適正属性:? エミリアとレウスの母親。 妹と奴隷商人に捕まっている所をフェリオスに救われるが、その際に妹を失ってしまう。その後、フェリオスの集落に保護されるが、フェリオスがローナを引き取ると譲らないため問題となる。 その後は、共に同じ傷を舐め合う様に寄り添って暮らしていたが、次第に心の傷は癒え、互いに異性として惹かれ合っていく。だが、二人の仲を認めようとしないガーヴとフェリオスが喧嘩別れしてしまい、フェリオスに付いて行く形で別の集落に移り住み結ばれる。暫くしてエミリアとレウスを産み家族で幸せに暮らしていた。 ある日、魔物の群れに集落を襲われ、その際にエミリアとレウスを逃がすため、魔物の群れに突っ込み、己の命と引き換えに二人の活路を開くことに成功する。
※この「銀狼族の集落」の解説は、「ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-」の解説の一部です。
「銀狼族の集落」を含む「ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-」の記事については、「ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-」の概要を参照ください。
- 銀狼族の集落のページへのリンク