銀河並列思考ネットワーク計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 23:18 UTC 版)
「バジュラ (マクロスシリーズ)」の記事における「銀河並列思考ネットワーク計画」の解説
調査船団壊滅の際にマクロス・ギャラクシー船団に救助されたグレイスは瀕死の重傷を負った肉体を捨ててサイボーグ化し、船団中枢の意識集合体に迎えられる。意識集合体は銀河規模のインプラント・ネットワークを構築し、全人類の思考を最上位から支配しようとする「銀河並列思考ネットワーク計画」を企てており、その実現の鍵としてグレイスの知識を求めた。バジュラを手駒として人類を隷属させ、総インプラント化を実現するためには、群の頂点であるバジュラクイーンと大量のフォールドクォーツが存在する母星を探す必要がある。ギャラクシーの高度な科学力でもバジュラの通信・思考プロトコルは解析できないため、インプラント化していない生身の人間をV型ウイルスに感染させ、バジュラネットワークへの介入者に育てる「プロジェクト・フェアリー」が試行される。 まもなく、グレイスはマオの孫娘シェリル・ノームがインプラント反対活動家の両親を謀殺され、ストリートチルドレンとなっていることを知る。ノーム家の歌巫女の血統に興味を持ったグレイスは、シェリルをプロジェクト・フェアリーの被験体の1人(コード「フェアリー9」)として保護・観察しながら、辣腕芸能マネージャーに扮して歌手として育成する。 一方、マクロス・フロンティア船団でも、星間運輸企業を率いるリチャード・ビルラーが、フォールドクォーツの力で銀河系の交通・通信網の支配を狙っていた。ビルラーは船団行政府の陰のスポンサーとして航路選択に影響を及ぼし、ビルラー傘下の民間軍事企業S.M.Sには、バジュラ(コード「ビクター」)との交戦に備えて最新鋭可変戦闘機VF-25 メサイアが先行配備される。
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