金剛流空手道武心館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 20:48 UTC 版)
「コータローまかりとおる!の登場人物」の記事における「金剛流空手道武心館」の解説
表向きは、寸止め組手を中心とした空手道場だが、人を殺した経験を持つ者ばかりによる何でもありの「黒稽古」を裏で実施している。ただその黒稽古も、温室の中の殺し合いであり本当の命のやり取りではないと、陽水からは評されている。 規模の大きさから、職種を問わず多くの門下生を抱えており、警察官であっても武心館側の命令を守る者がいる。 火納江 陽水(ひのうえ ようすい) 武心館空手道場の実力者。赤岩厳水の息子で火納江は母親の姓。強い相手と戦うことだけに人生のすべてを掛け、そのためには手段を選ばない。人当たりは柔らかいが、殺し合いが趣味の危険人物(互角の「殺し合い」が趣味であって、一方的な人殺しを好んでいる訳ではない)。「いやいやいやいや」が口癖。万力鎖を用いた隠剣術を使い「カッパの陽水」とも呼ばれる。 吉岡や祖父の策謀に手を貸しつつも、功太郎との立ち合いのために妨害して銃撃を受ける。致命傷だったが、その状態で空手の基本技「正拳中段突き」を極めて逝った。功太郎からはその本質は殺し好きではなく「空手好き」なのだと語られる。 赤岩 心水(あかいわ しんすい) 火納江陽水の祖父で武心館空手道場の総帥。名ばかりの総帥ではなく、「金剛調息」(こんごうちょうそく)という体を鋼のようにする技の使い手。武道界、政財界、芸能界に多大な影響力を持つ黒幕的存在。「軍国主義の生きた亡霊」と呼ばれ、大東亜戦争の陰の首謀者とも噂される。吉岡から日本を支配する話を持ち掛けられ、それに応じて功太郎達と対立することとなる。「ミーコ」という虎を飼い可愛がっている。 夜死田 白郎(よしだ はくろう) 鋭利な切れ味を持つ「カミソリソバット」を得意とする白髪のオカマ。5年前まで陽水に一度も勝てなかったことから、髪の色が抜ける程の修行を積むが、それでも陽水には及ばないと功太郎から評される。曰く「いくら切れても所詮は“カミソリ”、“斧”とぶつかりゃ折れるのはそっちだ」。 シーゲル・伊豆宮(いずみや) 二丁鎌を操る無口な男。 虚室 非斗志(こむろ ひとし) 足技と含み針を得意とする。陽水に喉をやられてからは、必要以上に筆談で会話を行うギャグキャラとして再登場。
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