野宮 朋美(のみや ともみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 07:13 UTC 版)
「リアル (漫画)」の記事における「野宮 朋美(のみや ともみ)」の解説
18歳。西高時代の背番号は8。強面の風貌だが、繊細な性格であり、自分自身の生き方について悩むことが多い。また繊細な性格であるが故に他者と喧嘩になりやすい。幼少期は肥満体型で訥弁のいじめられっ子であり、仲間に入れてほしい一心でゲームソフトを貸そうとしては何度もいじめっ子達から奪われていたが、Hugoとの出会いをきっかけにバスケに魅入られ、いじめっ子達の誘いを相手にしなくなった。母子家庭で育ち、西高校入学当初は高橋に自分の身の上を屈託なく話していた。母親が頻繁に旅行に出かけており、何かとそのお土産を人に渡す癖がある。西高校ではバスケットボールに打ち込み、基礎練習を欠かさず行い、チームの優勝を目指していた。しかし、その努力を嫌うチームメイトの高橋などと対立し上手くいっていなかった。その後、偶然夜の街でナンパした山下夏美を乗せたバイクで交通事故を起こし、夏美を下半身不随にしてしまう。それを遠因に高校を退学。自分のせいで夏美の人生を狂わせた罪悪感に苛まれているが、清春と出会ったことで自分を変えようと行動し始める。加害者として夏美への責任を果たそうとしているため、免許を取得し車で夏美の入院先の病院まで時折見舞いのために遠出している。バイトも始めるが、生来の粗暴さゆえにどの仕事も解雇され、やっと自分の居場所を確立した引越し業者の仕事も数か月で会社が倒産してしまう。その間、自らをタイガースの御意見番と名乗り、タイガースの練習への参加や、試合の応援に駆け付ける等チームアドバイザー的な役割を務める。その後、プロバスケチーム「東京ライトニングス」への入団を目標に特訓を開始し、トライアウトに臨む。最終選考まで残るが、採用の連絡が無く落選してしまう。トライアウトの失敗後、ライバル視した安西義輝がますます輝いているのを見て、「悔しさを感じることがなくなった」と、バスケから遠ざかってしまった。夏美と再会し元気付けられるが、その後、挑発してきたバスケットボール少年相手に傷害事件を起こし、警察に勾留されてしまう。自らの愚かさを自省しつつ72時間後に釈放され、身元引受人になった母親に自身の愚かさを諭される。
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