重賞初制覇、GI初出走
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「マルターズアポジー」の記事における「重賞初制覇、GI初出走」の解説
11月13日 第52回福島記念(GIII)着順馬名性齢タイム上り騎手斤量人気1 マルターズアポジー 牡4 2:00.8 35.9 武士沢友治 54 7 2 ゼーヴィント 牡3 1馬身1/2 35.6 A.シュタルケ 55 1 3 ダイワドレッサー 牝3 1馬身3/4 35.7 川須栄彦 52 3 11月13日、今まで3回出走し2回勝利を挙げ、かつラジオNIKKEI賞で3着の結果を残し、実績のある福島競馬場の重賞、福島記念(GIII)に参戦。2016年のラジオNIKKEI賞で1着や、前走のセントライト記念で2着に入っているアンドレアシュ・シュタルケ騎乗のゼーヴィントが1番人気に支持される中、武士沢友治に鞍上が戻り、単勝オッズ14.5倍の7番人気での出走となった。2枠3番という内枠を利用してスタートを切り、同じ逃げを得意とする2番人気のマイネルハニーらを抑えハナに立つと、1000m通過61.0秒のペースを刻み、最後の直線に入っても、後続を寄せ付けず、後方から進出したゼーヴィントや3番人気のダイワドレッサーらを寄せ付けず、後続に1馬身1/2離してゴール板を通過、5勝目で3連勝、かつ重賞初制覇となった。騎乗した武士沢は2008年の新潟記念をアルコセニョーラで制した以来、8年ぶりの重賞勝ちを収めた。武士沢は、「同型との兼ね合いもありましたが、スタートが速かったですし、自信を持って行きました。息を入れられましたし、最後はターフビジョンを見て、差があるのはわかっていましたが、気を抜かせないように追いました。馬が充実して良くなっています」と振り返った。ファン投票で100位以内には存在しなかったが、12月25日の有馬記念に出走。単勝オッズ83.1倍の12番人気での出走、レース前「相手関係はあるけれど自分の競馬に徹するだけ」と調教助手が話した通り、GIにも関わらず、2番手でレースを進めた2番人気のキタサンブラックの5馬身前でレースを進める大逃げを展開した。しかし、最終コーナーの入り口で足が止まり、2番手のキタサンブラックら、後続に捕らえられて馬群に沈み、優勝したサトノダイヤモンドから2.4秒離された、16頭中の15着となった。(詳細は第61回有馬記念を参照)
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