都道府県社会福祉協議会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:09 UTC 版)
「社会福祉協議会」の記事における「都道府県社会福祉協議会」の解説
都道府県の単位で組織し、各市町村の社会福祉協議会の指導や支援、監督を行なったり、福祉専門職の養成、福祉サービスの振興・評価などを主な事業としている。なお、中央慈善協会各都道府県支部を源とし、戦後、社会福祉事業法の施行に伴って改組したものが多い。略して都道府県社協と称する。 主な事業として、市町村社会福祉協議会の指導監督以外に次を行なっている。 障害によってご自身の判断能力に不安のある人を対象に福祉サービスの利用援助や日常的な金銭の管理等を行なう「日常生活自立支援事業(旧:地域福祉権利擁護事業)」を市区町村社会福祉協議会と連携して実施している 福祉サービス事業者の適正な事業運営と、サービス利用者の支援に向けた取り組み 福祉サービスに関する苦情の相談の受付と中立の立場から助言、斡旋などを行なう 「運営適正化委員会」を設置 「福祉サービスの第三者評価事業」を実施 経済的な支援を必要とする人に、生活や就業等に必要な資金(生活福祉資金)を低利で貸し付け(後述) 福祉関係者に対する専門的な研修事業の実施 市区町村社会福祉協議会のボランティアセンターとの連携によるボランティア活動の振興 災害時には必要に応じて災害時ボランティアセンターを立ち上げるなどの被災地支援 小中高校における福祉教育の推進 「福祉人材センター」を設置し、福祉の仕事に関する求人・求職情報の提供、斡旋などを実施 都道府県共同募金会の運営(別法人の主な関連団体だが、都府県社協の職員が兼務・出向している場合が多い) 民生委員・児童委員協議会の運営
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