都市の現況及び主要施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 02:58 UTC 版)
ハバナ港はキューバ最大の貿易港で、キューバが輸入した品の約90%が同港からキューバ国内に持ち込まれる。また、主にハバナ周辺で栽培されるタバコやサトウキビが同港から輸出されている。 最近では観光事業振興にも力を傾けており、主に旧ソ連、ヨーロッパ、カナダなどから観光客が集まってくる。17世紀~18世紀にかけて建設されたハバナ湾西部の半島部を占める旧市街地は、白い建物が多いスペイン風の美しい街並みで、今なおスペイン植民地時代以来の歴史的遺物が残っている。 旧市街地の西方にある広大な新市街地は、第一次世界大戦後のアメリカ及びキューバの資本家や、バティスタ政権の政府要員の高級住宅地として開発された地で、広い道路と近代的な高層ビルが立ち並んでいる。旧市街地と新市街地の間には、革命広場がある。また、小規模ながら中華街が存在しており、中国系キューバ人が住んでおり、中華レストランがいくつかある。 ホセ・マルティ国際空港 - ハバナ中心街から南方約14kmの地点にある。フラッグ・キャリアのクバーナ航空などによりロシア、フランス、スペイン、カナダ、メキシコならびに近隣カリブ海諸国との間に定期便が就航している。 ハバナ大学 ハバナ市博物館 - スペイン植民地時代に、スペイン総督官邸だった建物を流用。 革命博物館 - 1920年~1960年に大統領官邸だった建物を流用。 革命宮殿(スペイン語版) - キューバ共産党中央委員会本部、国家評議会、閣僚評議会が置かれ、国政の中枢となっている。 ガルシア・ロルカ劇場 カテドラル(司教座大聖堂) モーロ要塞 - かつて国営警備隊の兵舎だった施設。 フエルサ要塞 - アメリカ大陸で2番目に古い欧州人の建物。 革命広場 - ホセ・マルティの銅像が建っているホセ・マルティ・メモリアルで知られる。 ハバナ国立美術館 - 美術館
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