運用と搭載艦とは? わかりやすく解説

運用と搭載艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 02:10 UTC 版)

Mk 41 (ミサイル発射機)」の記事における「運用と搭載艦」の解説

Mk 41を最も早く搭載したのはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の6番艦「バンカー・ヒル以降の艦で、上表通り61セルMk 158発射機2基を搭載しMk 41 VLSシステム全体呼称としてはMk 41 Mod 0とされている。続いてスプルーアンス級駆逐艦一部艦が前甲板アスロック8連装発射機Mk 16にかえて61セルMk 158発射機1基を搭載し、これはMk 41 Mod 1とされた。 またアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦では、設計時よりMk.41の搭載前提となっていたため、その搭載するイージスシステムおよびトマホークシステム重要なサブシステム位置づけられて、セル数について徹底的な検討が行われたことが知られている。この結果フライトI/IIではMk 41 Mod 2として、前甲板29セル、後甲板61セル搭載した一方カナダイロクォイ級ミサイル駆逐艦は、1990年代初頭行われたTRUMP改修によって29セルMk 41搭載しアメリカ国外では初の搭載例となった。これは、スタンダード SM-2MRの運用にのみ用いられている。これに対し1994年より就役開始したドイツ海軍ブランデンブルク級フリゲートではシースパロー艦対空ミサイル運用用いられており、逆に1996年より就役開始した日本むらさめ型護衛艦においては16セルで垂直発射アスロックVLA)の運用のみが行われており、艦対空ミサイルについては別に搭載した Mk 48 VLS16セル運用している。たかなみ型護衛艦からは32セルMk 41にまとめられた。 この他にも採用が相次ぎ、現在では11ヶ国の海軍で16クラス173隻の艦艇搭載され運用されている。

※この「運用と搭載艦」の解説は、「Mk 41 (ミサイル発射機)」の解説の一部です。
「運用と搭載艦」を含む「Mk 41 (ミサイル発射機)」の記事については、「Mk 41 (ミサイル発射機)」の概要を参照ください。

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