進行の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:43 UTC 版)
日本ルールでは34種136枚の牌を使うが、中国ルールではそれに加えて8枚の花牌を使う。 和了時の発声は、ツモ/ロンに関係なく「和(フー)」である。複数人から和了が宣告された場合、和了の権利は頭ハネ。 日本ルールは半荘制だが中国ルールは一荘制、すなわち東場から北場まで16局行う。場が変わる時に、席替えを行う。親の連荘はない。 フリテンはなく、8点以上あるならばいつ何であがっても構わない。食い替えも自由。 ドラ・王牌はなく、山は最後の1枚までツモる。王牌自体がないため、嶺上牌を山から取る。 九種九牌・四風子連打・四開槓などの途中流局はない(日本麻雀においても、途中流局を採用していない団体はいくつか存在する)。 暗槓は4牌全て伏せて行う。局の終了時に初めて開示される。 牌山を全て取り切って誰もあがれず流局しても、テンパイであるかどうかの確認は行わない(暗槓された牌の開示はする)。ノーテン罰符の収支も行わない。 錯和が起こったときも続行できれば続行する。 錯和の罰は10点オールの罰符と、あがり放棄である。 鳴きの間違い、見せ牌などの規定についても統一ルール内に明確に定められている。 評価基準としては、標準分/テーブルポイントなどと呼ばれる順位点が設定されている。1位から順に4,2,1,0の点数が割り振られており、大会の順位なども順位点のみの合計で決定する(順位点による評価で同点の場合に、素点の合計で優劣を決めることが多い)。
※この「進行の違い」の解説は、「中国麻雀」の解説の一部です。
「進行の違い」を含む「中国麻雀」の記事については、「中国麻雀」の概要を参照ください。
- 進行の違いのページへのリンク