罰符
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:32 UTC 版)
罰符(ばっぷ)は、重大な反則に対して科せられる罰則で、反則者が対戦相手3人に対して罰符と呼ばれる一定の点数を支払ったうえで、通常は元の局をやり直す。主として局の続行が不可能となるような反則に対して適用される。このような重大な反則を特にチョンボという。 和了(あがり)と同時に発生した場合は和了が優先となり、チョンボは不問となる。 支払う点数は満貫相当額とするのが一般的である。親がチョンボした場合は、他の3名に4000点ずつ支払う。子がチョンボした場合は、親に対して4000点、他の2名に2000点ずつを支払う。この罰符の支払いのことは、その点数から満貫払いとも呼ばれる。 チョンボという通常のあがりではない事象に親と子の差が出るのはおかしいという考え方から、チョンボした者が親か子かに拘わらず一定点数(3000点オールなど)とするルールもある。 役満阻止などの目的で故意の反則行為が行われることを防止するために、反則者のアガリ放棄で局を続行し、流局した場合に実際に罰符が適用される場合もある。この場合は他家の和了があった場合は罰符の支払いは免責される。
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