逮捕と以後の捜査など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:45 UTC 版)
「パソコン遠隔操作事件」の記事における「逮捕と以後の捜査など」の解説
2月10日未明、警視庁と神奈川、三重、大阪各府県警の合同捜査本部は、SDカードの記録に他機関で照会されていないコミケ事件で使用されたコードが存在していたことから、この男性がコミケ事件に関与したとみて威力業務妨害容疑で逮捕状を請求するとともに、男性Xに対して警視庁に任意同行を求め、男性Xの自宅を訪問して家宅捜索を行ったあと、逮捕状を執行した。被疑者が逮捕された2013年(平成25年)2月10日付で捜査特別報奨金対象事件の指定から外れた。 以後、報道機関が男性Xの母親のもとに押しかけたため生活に支障が生じたが、警察が日用品の手配等をする一方で、「親子の縁を切る」という調書を準備して母親に署名を求めた。母親はこれに応じなかった。 2月10日に威力業務妨害で逮捕した事件の勾留期限が切れる3月3日を前に、警察は、大阪府の男性Bを介して日航機事件の容疑について航空機の強取等の処罰に関する法律(ハイジャック防止法)違反で逮捕状をとり再逮捕する方針が示されたと報道された。これについて男性Xの弁護人は根拠なく再逮捕の予測を掻き立てたことや、威力業務妨害による立件について報じないことに対して不適当であると批判している。 3月3日、警察はコミケ事件について男性Xを処分保留(勾留期限当日)として釈放し、その場で大阪府のヲタロード殺害事件に伴う偽計業務妨害と、航空機爆破予告に対するハイジャック防止法違反について逮捕した。
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