連射の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 09:51 UTC 版)
連射には様々なタイプがあり、それぞれに名前が付けられている。多くはプレイヤー同士が用いる通称である。 マニュアル連射 操作する人間が実際にボタンを連続して押したり離したりを繰り返すもの。手連(しゅれん)とも呼ばれる。痙攣打ち 一つの指を痙攣させるように細かく動かして一つのボタンを連打する。高橋名人の、拳を作って親指を人差し指と中指の間から出す形が有名。 ピアノ打ち 人差し指と中指、時には薬指も使って交互にボタンを連打する。複数のボタンが同じ役割を持つゲームやボタン自体が大きい場合に有効。 こすり打ち 指の爪やペンなどをボタンに当てながら高速で左右にスライドさせる。高速連射が可能だが指やコントローラを傷めたり、腱鞘炎を引き起こすおそれがある。1990年頃までの『ゲーメスト』誌上ではこすり打ちの是非が毎号論じられていた。 その他 「定規の片側を弾き、その反動でボタンを押す」や「先を曲げたモーターを用いる」といった手段が存在していた。 オート連射(ソフト連射) ソフトウェア側に組み込まれたプログラムにより、自動連射を行うもの。ボタンは押しっぱなしとしていれば良い場合がほとんど。携帯電話アプリなどでは操作をしなくても弾が自動で発射されるものもある。 作品によってはフルオート連射、セミオート連射と言われる場合がある。また、通常時は不可能なオート連射が、ゲーム内で特定のアイテムや裏技・隠しコマンドを使用することによって可能になる場合もある。 オート連射(ハード連射) 連射を行える装置をコントローラに割り込ませたりすることにより自動連射を行うもの。下記「連射装置」の項を参照。 張り付き連射 上記の項目と意味合いは異なり攻略手段の一つだが、標的に大きく接近して連射すること。シューティングゲームなどでは設定によって画面内に同時に存在できる自機の弾の数が制限されているため、標的との距離が開いているといくら手元や装置で高速連射をしても単位時間当たりに与えられるダメージ量が少なくなるので、それを解消するために行われる。
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