通信傍受問題とは? わかりやすく解説

通信傍受問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 19:30 UTC 版)

カカオトーク」の記事における「通信傍受問題」の解説

2014年10月8日カカオトーク会話内容などを捜査機関提供していたことを認めて公式に謝罪した。これは、2013年から2014年上半期までに受けた147回の傍受令状のうち138回について、会話内容などを捜査機関提供していたもので、さらにログ記録ニックネームなどの個人情報についても4807回もの押収捜索受けたとされる13日には、ダウムカカオ最高経営責任者のイ・ソクウ(碩祐、이석우)は、「7日から傍受令状執行応じずにおり、今後応じない」と発表併せて利用者対す反省の弁述べた。これに対して検察側は公務執行妨害であると反応しているが、カカオトークにはリアルタイム会話内容を"傍受"することは技術的に出来ないので傍受令状対応しようが無いと説明したまた、これまでサーバー上に保存されていた会話ログ提供していたが、保存期間短縮暗号化措置を行うことで、ログの提供も出来ないようになったとした。 しかし、2015年10月より、カカオトーク捜査機関対す協力再開している。しかし、2016年10月韓国大法院最高裁判所)は、「傍受令状執行委託されカカオが、サーバー保存され対話内容抽出して一定周期捜査機関提供したのは違法であるとして、その内容証拠として認められない」という判断下した。これを受け、カカオトーク再度捜査機関対す協力拒否表明した

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通信傍受問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:28 UTC 版)

カカオ (企業)」の記事における「通信傍受問題」の解説

2014年ダウムカカオ韓国情報捜査機関カカオトーク一部利用者対話内容提供していたことが明らかになった。ダウムカカオは、2013年から2014年上半期の間に、リアルタイム傍受する傍受令状」を147件、過去対話記録提出する押収捜索令状」を4807件受け取りそれぞれ130件超、3800件超を処理した同年10月16日碩祐共同代表利用者に対して謝罪し今後傍受令状応じないことを表明したところ、検察関係者は、「裁判所令状執行拒否するのは明白な公務執行妨害であり現行犯処罰できる」と発言した。 しかし翌年10月7日カカオ検察への協力再開した同月14日韓国における司法最高機関である大法院は、「傍受令状執行委託されカカオが、サーバー保存され対話内容抽出して一定周期捜査機関提供したのは違法である」とし、共同代表とほか2人懲役2年資格停止3年判決した最高検察庁同日、「殺人強盗性的暴力国家保安法違反など重大犯罪捜査するためにも通信傍受は必要であり、大法院見解変更しない場合は、立法的技術的補完が必要である」と判決に不満を示したが、カカオ再度傍受令状応じない言明した。 これらを受け、カカオトーク利用者の間では、情報捜査機関傍受を嫌い海外サーバー利用する対話アプリに移る動き強まり韓国社会現象となった

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