通信停止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 17:16 UTC 版)
「メーデー (遭難信号)」の記事における「通信停止」の解説
以下に挙げる呼び出しは救助を求める船舶とそれに対応する救助を行う機関のみが主に使用する。 「シーロンス・メーデー」(Seelonce Mayday)または「シーロンス・ディストレス」(Seelonce Distress)は、その周波数を問題の船舶と救助にあたる機関が占有して使うことを意味する。つまり他の無線局はその周波数での発信をやめ、「シーロンス・フィニィ」(Seelonce Feenee)が放送されるまでその周波数では救助に関する通信しか行わない。"seelonce"はフランス語の「シランス(silence)」、すなわち「沈黙」に由来する。 航空関係では、同じことを"Stop Transmitting - Mayday"と表現する。 「シーロンス・フィニィ」(フランス語の「シランス・フィニ(silence fini)」、すなわち「沈黙が終わった」に由来)は、緊急事態が収拾され、その周波数帯が普通に使える状態に戻ったことを示す。通信停止状態を一部解除する場合は「プロドンス」(prodonce=prudence)を使うこともある。 航空関係では"Distress Traffic Ended"が「シーロンス・フィニィ」に対応する。
※この「通信停止」の解説は、「メーデー (遭難信号)」の解説の一部です。
「通信停止」を含む「メーデー (遭難信号)」の記事については、「メーデー (遭難信号)」の概要を参照ください。
- 通信停止のページへのリンク