転換期/漫画以外の創作活動へ:1977年~1989年
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1977年に、ローン・スローンのシリーズ3作目『ガイル』を発表した後、1978年から1983年にかけて、彼はスイスの作曲家ロルフ・リーバーマンと共に歌劇『ワーグナー・スペース・オペラ』を手掛けた 1983年にはアングレームにて、CGによるイラストのデモンストレーションを、当時の大統領フランソワ・ミッテランの前で行い、同年には自身の作品『夜』を短編映画として実写化。本国ではフランス3にて放送された。 1984年にガラス工芸ブランドのドームのためにガラス製品のデザインを手掛け、1985年にはアングレーム市からの依頼によりフレスコの壁画作品を製作。同年、地下鉄のポルト・ド・ラ・ヴィレット駅の改築にも携わった。 1986年にはフランスのアニメ番組『Bleu, L'Enfant de la Terre』(ブルー 地球の子供)において、監督・脚本・キャラクターデザインを務めた。 1987年にはアヌシー国際アニメーション映画祭の審査員を務め、同年には自身の映像プロダクション「ヴィクトル・プロダクション」(Victor Productions)を設立した。 漫画活動においては1980年から1986年にかけて、ギュスターヴ・フローベールの同名歴史小説を基にした『サランボー』を発表。1982年に発表された『魔術師アクリリック』では、漫画原作者としてシナリオを手掛けた。1988年にはアングレーム国際漫画祭にてグランプリを受賞。翌1989年には同漫画祭の主催も務めている。
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