転換期:2009年~2016年、現在
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「ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス」の記事における「転換期:2009年~2016年、現在」の解説
2009年にサーノフが社長の座を退き、会社を去った。2010年7月にはインダストリアル・ライト&マジックとファイル共有フォーマットAlembic(アレンビック)を共同開発し、SIGGRAPHにて発表。このフォーマットは異なるアプリケーション間でファイル共有を行う機能を備えており、多くのスタジオが容易に使用できるようオープンソースで開発された。 2012年7月にはアルバカーキの制作オフィスを閉鎖し、続いて2014年3月にイメージワークス・インディアのオフィスを閉鎖。約100名のスタッフが解雇がされた。この閉鎖は同社のコスト削減の一環として行われたものであり、これによりイメージワークス・インディアは事実上の消滅となった。2014年には、本社を含む主要施設を、それまでのカリフォルニア州カルバーシティからカナダのバンクーバーに移転。カルバーシティには業務管理の事務所を残した。 2016年1月にはランディー・レイク(Randy Lake)が社長に就任。SPEのスタジオ運営責任者と兼任することとなった。2017年に設立25周年を迎え、2019年に『スパイダーマン:スパイダーバース』で第91回アカデミー賞において、同社初の長編アニメ映画賞を受賞。現在はバンクーバー本社とカルバーシティのオフィスのみに規模を縮小し運営している。
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