軍用採用国(一部)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 15:02 UTC 版)
「ビーチクラフト ボナンザ」の記事における「軍用採用国(一部)」の解説
ブラジル ブラジル軍ではA35ボナンザをUC-35として使用した。米軍のUC-35(セスナ サイテーション)とは無関係。 コートジボワール コートジボワール空軍は6機のF33を装備していると伝えられるが詳細不明。 キューバ キューバ陸軍航空隊は1947年の春から夏にかけて6機の35を購入した。革命前に全機退役したと言われる。 ハイチ ハイチ空軍は1機のF33を1975年に購入し、1989年に民間に払い下げられるまで使用していた。 インドネシア インドネシア海軍では2機のF33Aを1980年に導入した。なおインドネシア空軍ではT-34を使用している。 イラン イランは王制時代にF33AおよびC型を50機弱装備した。戦闘機などと異なり、この種の機体は整備、部品入手等も比較的容易である事から現在でも20機程度の機体が稼動状態にあると見られる。 イスラエル ハガナーの航空部門"Sherut Avir"は1948年5月に2機のA35を南アフリカ共和国から購入し、また1機をオランダから購入した。これらはスデ・ドブ基地のテルアビブ飛行隊に2機、ヤブネ基地のガリラヤ飛行隊に1機配備され、独立戦争で使用、うち1機はエジプト軍のスピットファイアにより破壊された。この時期にユダヤ側が入手したボーイングB-17やダグラス DC-3同様、翼下に小型爆弾を搭載できるように改造されていたと言われる。独立戦争後もイスラエル空軍で連絡機として1950年代まで使用された。また現在では20機前後のA36を第135飛行隊で運用している。 メキシコ メキシコ空軍、メキシコ海軍は共にF33Cを使用している。またかつて空軍はB45を使用していた。 スペイン スペイン空軍は、53機のF33AおよびC型を練習機E.24として使用した。現在は30機程度を使用している。またかつてはT-34AをE.17として使用していた。 タイ タイ空軍は1951年から54年の短い期間、少数のM35を連絡機として使用した。またRTAF-2として知られるコピー機の生産も行った。 ローデシア 末期のローデシアで武装したV35Aの存在が確認されている。 アメリカ合衆国 アメリカ空軍では1965年、PAVE COIN計画の元に武装したD33の1機(N5847K)を試験した。この機体は後にYAU-22Aとなった。また、1969年から1972年にかけて、通信中継型のQU-22 ペイブイーグルを運用した。
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