軍歌「月月火水木金金」
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軍歌「月月火水木金金」は、上記を元にした日本の軍歌である。日々艦隊勤務に打ち込む海の男の手で日本軍艦が勇ましく太平洋を進む様を、海軍軍事普及部高橋俊策海軍中佐が作詞、海軍軍楽隊出身の江口源吾(江口夜詩)が作曲した。 この曲は、1940年(昭和15年)11月新譜(10月20日発売)として、海軍省海軍軍事普及部推薦曲として内田栄一、ヴォーカルフォア合唱団の歌でポリドール・レコードから発売されたものの、当初は全く売れなかったという(初版は700枚、返品率は7割)。しかし、日本放送協会職員の偶発的なミスによるラジオ放送がきっかけとなり、またたく間に流行歌として広く国民の間に親しまれるようになったというエピソードがある。累計で40万枚を売り上げた。 なお、発売当時のレーベル表記・文句紙(歌詞カード)・新譜月報は全て「艦隊勤務月月火水木金金」であり、1942年(昭和17年)6月新譜の管絃樂レコードの表記も同じである(JASRACデータベースでは「月月火水木金金」が正式な曲名)。 1943年(昭和18年)8月〜1944年(昭和19年)8月のレコードの販売枚数は2万2000枚。 若山彰、伊藤久男による戦後の新録音もある。現在も海上自衛隊で演奏されている。 作詞高橋俊策、作曲江口夜詩ともに、著作権は有効である。
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