走行機器・性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 17:48 UTC 版)
「近鉄1422系電車」の記事における「走行機器・性能」の解説
走行機器は1420系からは大きく仕様変更されており、制御装置は三菱電機製MAP型を採用、主電動機はMB-5023A型、歯車比は6.31と大きい。制動装置はTc車にHSC-R形を設置。MGはHG-77463形、CPはHS-10形をそれぞれTc車に配置している。集電装置はMc車に2基搭載する。台車は両抱き踏面ブレーキ式の近畿車両製シュリーレン台車であるKD-95形を装着する。運転台の配色はベージュ系のものを採用している。基本的な性能面では1420系と同等で、最高速度110km/hを確保している。
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走行機器・性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 20:02 UTC 版)
「近鉄1420系電車」の記事における「走行機器・性能」の解説
1984年当時の世界最大の高耐圧である4,500V、2,000AのGTOサイリスタ素子を使用している。主制御器はSIV-G135形を使用。 主電動機に三相交流誘導電動機である三菱電機製MB-5014A(165kW)を装備し、従来の直流直巻電動機と比較して整流子やブラシが無いためにフラッシュオーバーの危険が無くなり、点検部分を大幅に低減させたためメンテナンス・フリーを実現している。 また、直流電動機や複巻電動機よりも約30%の重量削減を実現し、誘導電動機の特性上粘着率が高く取れるため従来の抵抗制御車に比べて加減速度の向上を実現し、回生制動の作用範囲も拡がっている。上り勾配での起動時でも周波数を一定に電圧のみを制御する方式で最急33‰勾配でも円滑な起動を可能とし、連続勾配下降時でも抑速回生で下降するが回生失効を考慮し、回生失効時は自動的に発電制動に切り替えるために抵抗器を搭載して急勾配区間での保安性も確保している。 制動装置は抑速ブレーキ・回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ(HSC-R)方式を採用し、従来の界磁チョッパ車や抵抗制御車との混結も考慮している。電空演算システムを採用し、本来Tc車が受け持つべき制動力の一部をMc車の電力回生制動力に分担させている。 MGはHG-77463-Oir形(70kVA)をTcに設置している。CPはTcに当初D-3-F形を設置していたが、後にHS-10形に変更している。車両性能では最高速度は110km/hを確保している。 台車は車体直結式のスタビライドを使用した両抱き踏面制動方式の近畿車輛製KD-88シュリーレン型横剛性空気バネ台車で、Tc車は1400系と同一のKD-88Aであるが、Mc車は新開発のKD-88Bを装備する。 製造当初はモニタ装置を搭載していたが、現在は撤去されている。
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