走行機器と全周幌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:08 UTC 版)
「新幹線E5系・H5系電車」の記事における「走行機器と全周幌」の解説
床下機器は台枠横梁からの吊り下げとしており、騒音対策として、車体側面の裾部分には点検ふたを兼ねたふさぎ板で車体下半分を覆う構造としている。また、車体連結部分には全周幌と車体間ダンパーが装備されており、騒音低減と車体間の揺れの低減がなされている。全周幌はU27編成以前とU28編成以降で異なる構造が採用されている。U27編成以前では、屋根部分と側面部分に分割された片持ち支持方式が採用されている。連結時には車両の2位側に固定され、隣の車両の1位側にリンク機構で押し付ける構造である。U28編成からは車両端に取り付けられたお互いのゴム製全周幌をつき合わせる構造に変更されている。また、車体側面の裾部分の台車付近には、カーボンファイバー製の台車カバーを採用して軽量化を図られており。吸音材を使用することで騒音低減も図っている。
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