賞制度
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福岡ドームで行われるプロ野球公式戦では、看板等に打球を当てると賞品が進呈される。主なものは下記の通り。なお一部の賞はホークス主催試合のみ有効で、ほぼ毎試合、試合開始前に紹介されている。 外野フェンスの右翼ポール際にある福岡銀行の広告には、グラブを持った同行のマスコットキャラクター「ユーモ」が描かれている。このグローブの箇所にダイレクトすなわちノーバウンドで見事に打球が当たると、同行から「ふくぎん賞」として賞金100万円が進呈される(後にマスコット全体、さらにマスコットを囲む楕円部分に拡大)。これまで、この制度で賞金を獲得したのは7人。 ふくぎん賞達成者達成日選手名対戦カード2004年8月1日 柴原洋 ダイエー × 日本ハム 2006年3月26日 辻俊哉(ロッテ) ソフトバンク × ロッテ 2007年5月26日 田上秀則 ソフトバンク × 広島 2013年6月16日 ジョン・ボウカー(巨人) ソフトバンク × 巨人 2015年8月11日 吉村裕基 ソフトバンク × オリックス 2016年7月16日 ボグセビック(オリックス) ソフトバンク × オリックス 2017年7月22日 今宮健太 ソフトバンク × ロッテ 打球がフェアゾーン内の天井に当たり、骨組みなどに引っかかって落下してこなかった際、記録は二塁打となり、賞金として現金500万円が渡される。2015年現在、達成されていない(ただし、2004年に井口資仁がファウルゾーン内の天井に打球を当て、骨組みにひっかけたことはある。しかし、フェアゾーン内では無かったため、打球はファウルとして記録された)。 かつてライトスタンド上方にあったアサヒビールのパネル看板に打球が当たった場合は缶ビール10年分(3,650本)が打った打者に、また、レフトスタンド上方にあるヨドバシカメラのパネル看板に当たった場合には打った打者とその打球を拾った観客に1,000万ポイントが贈呈されることになっていた。しかし、広告パネルがあった場所に2010年シーズンよりライト・レフトウィングビジョンが設置され、アサヒビールの看板に打球を当てた選手は現れなかった。「ヨドバシカメラ」賞のみ継続され、エリア幅が広くなったものの、広告が表示されている時しか有効でなく、設置位置も遠いため、現在まで打球を当てた選手はいない。
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