謎の味方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 11:38 UTC 版)
「ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還」の記事における「謎の味方」の解説
それぞれセオドアとリディア組に手を貸してくれる謎の人物。その正体は2人とも前作で操られたが故にセシルと敵対した男達である。本作でその償いを果たそうとする。 謎の男 セオドア編とカイン編に登場するターバンを巻いた流浪の剣士。モンスターに苦戦していたセオドアを助けて彼と合流。以降行動を共にする。セオドアがセシルとローザの息子だと聞いた時は驚いていたが、未熟なセオドアをフォローする姿も見られる。目的は「元バロンの竜騎士」を倒す事。 アビリティは使えず主力は「たたかう」とセオドアとのバンド技のみ。一方で左利きや金髪などカインを思わせる特徴を持ち、シドやローザ、ポロムといった人物には薄々カインではないかと思われていた。 カイン編(本編)の終盤、試練の山で分裂した善のカインである事が判明。一対一で悪のカインと闘い、その戦いの最中、再び「ジャンプ」を使えるようになる。更に悪の心を自らの一部として受け入れる。カイン・ハイウインド(Cain Highwind) セシルの親友で、かつてはバロン王国の竜騎士であった男。自らの心の弱さを克服すべく試練の山へ篭って以降、行方知れずになっていた。試練の山でかつてのセシル同様善と悪の姿に分かれてしまうが、セシルがその場で決着がついたのに対し、カインは悪の自分に敗れ、結果両者が分かれたまま行動する事になってしまった。 カイン編(本編)の前半、ヤン編、ポロム編に出てくるカインは悪カインである。悪カインはセシルを殺すべく行動しており、謎の少女に「クリスタルを集めてくればセシルに会わせてやる」と言われ、クリスタルを奪うべく暗躍する。クリスタルを全て集めた後、セシルを殺すべくバロン城へやって来るが、追いかけてきた謎の男=善カインと一対一で闘って打ち倒され、善カインに吸収される。 悪カインは前作のカインに近い姿と性能を持つ。これは前作でのセシルと同じく、「悪=全身甲冑、善=素顔」という処置。 聖竜騎士カイン 悪の心を受け入れたカインがクラスチェンジした姿。セシルがパラディンになったのと似た現象らしい。アビリティは「ジャンプ」に加えて新たに「しろまほう」が追加。装備の幅も増え、エクスカリバーやラグナロクといった聖属性の剣も装備可能。白魔法はヘイストなどサポート系の物が多い。 黒衣の男 リディア編で初登場。黒髪で大剣を背負った大男で、裸足。危機に陥ったルカ、リディアの2人を助けた後、集結編ではリディア達と行動を共にし、各地の仲間達を救出する。その後、終章(真月編の後半)で正体を現す。ゴルベーザ(Golbeza) 前作で、ゼムスに操られ蒼き星に戦乱を巻き起こしたセシルの兄。前作のHPは「2943(「憎しみ」の語呂合わせ)」だったが、今作のHPは後半まで「2971(「償い」の語呂合わせ)」のまま上がらない。 月の民編の主人公。容姿は黒衣の男と変わらないが銀髪。攻撃を主体とする「くろまほう」や敵の動きを封じる「いあつ」など、前作でゴルベーザが使った能力の他、攻撃を自分に引き付ける「ひきうける」のアビリティも持っており、セシルとの共通性もある。 本名はDS版で「セオドール」と設定されたが、DS版をプレイした事のないユーザーへの配慮の意味で、今作においても「ゴルベーザ」のままである。 左利き。装備の幅は広く、多くの武器防具を身に着けることができる。月の民編では前作での彼を戦闘シーンのみ操作できるが、ここでアイテム欄を調べると、前作で持っていた剣が漆黒の剣と判明する。 終章前編の暗黒騎士戦では、パーティメンバーによっては死亡してしまう。 月の民編の終盤にて、前作のセリフ「いいですとも!」を見ることができる。
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