訴訟とCGI映画 (2000-2009)
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「アルビンとチップマンクス」の記事における「訴訟とCGI映画 (2000-2009)」の解説
2000年、バグダサリアン・プロダクション(英語版)はビデオスルー作品の契約がこじれた後、損害賠償の請求とチップマンクスの権利の奪還のためにユニバーサル・スタジオを契約不履行で提訴した。2002年バグダサリアン側が勝訴し、2004年に20世紀フォックスとリージェンシー・エンタープライズ、バグダサリアンプロダクションは、人気音楽グループと「アルビンとチップマンクス」によるCGI実写映画の制作を発表した。またこの年、チップマンクスとチペッツに人形を使用した実写映像作品リトル・アルビン・アンド・ザ・ミニマンクス(英語版)のDVDが発売された。2006年、バグダサリアン・プロダクションはパロディ作品"Chipmunkz Gangsta Rap"の作者トーマス・リー(英語版)を訴え、現在も係争中。 CGI映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』は2007年12月14日に封切られた。これはロス・バグダサリアン・シニア(英語版)の血縁者がデビットもチップマンクスも演じていない初めての映像作品となる。批評家達の評価は厳しいものだったが、子供やその親達から成る観客達は映画館に殺到し、初週の興行収入は『アイ・アム・レジェンド』に次ぐ2位で44,307,417ドルを記録。2008年6月5日に上映が終了し、総計は北アメリカだけで217,326,974ドル、海外で144,004,149ドル、世界総計は361,331,123ドルに上った。 2009年12月23日、CGI映画の続編『アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹』(en:Alvin and the Chipmunks: The Squeakquel)が封切られ、チペッツが登場。前作同様ひどく酷評されたものの公開最初の週末で興行収入は48,875,415ドル、5日で75,589,048ドルとなり、北アメリカでは『アバター』、『シャーロック・ホームズ』に次いで3位を獲得した。2010年5月20日の上映終了で、北アメリカ総計219,614,612ドル、海外で223,524,187ドル、世界総計443,138,799ドル。
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