許可主任技術者とは? わかりやすく解説

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許可主任技術者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 21:19 UTC 版)

電気工事士」の記事における「許可主任技術者」の解説

自家用電気工作物については、設置者事業場代表者)が所轄産業保安監督部長等許可を受ければ電気主任技術者免状交付受けてない者でも電気工事士資格保有者等を主任技術者として選任することができる。(一般にこれを許可主任技術者と称する。) 学校教育法昭和22年法律26号)による高等学校又はこれと同等上の教育施設において、電気事業法規定に基づく主任技術者資格等に関する省令昭和40年通商産業省令第52号第7条第1項各号科目修めて卒業した者、電気工事士法昭和35年法律第139号第3条第1項規定する第一種電気工事士第一種電気工事士試験合格者高圧電気工事技術者試験合格者は、最大電力500kW未満需要設備出力500kW未満発電所1万V未満変電所1万V未満送配電線路管理する事務所、非自航船用電気設備であって出力1000kW未満発電所又は最大電力1000kW未満需要設備第二種電気工事士場合は100kW未満受電設備限定上記用件満たした上で、かつ、電気工作物工事維持及び運用保安支障がないと認められる場合限り許可される。 許可主任技術者は許可受けた事業場電気工作物限って認められるもので、一般的資格付与されるものではない。したがってその者が、他の事業場に勤務して、再び主任技術者となるときは、改め許可を受けなければならないまた、同一事業場でも、その設備規模内容著しく変更したような場合には、許可取り消されることがある。つまり、主任技術者あくまでも電気主任技術者有資格者選任することが原則であり、許可主任技術者は電気主任技術者有資格者従業員にいないなどやむを得ない理由により、小規模な自家用電気工作物限って許可」を受けるものであることに留意しなければならない

※この「許可主任技術者」の解説は、「電気工事士」の解説の一部です。
「許可主任技術者」を含む「電気工事士」の記事については、「電気工事士」の概要を参照ください。

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