設立後の活動
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「日本バスケットボール推進協議会」の記事における「設立後の活動」の解説
社団法人となったJBICだったが、JBA外部の団体であることに変わりはなく、JBAはJBICの面会申し入れや提言を受け付けなかった。 JBAは会長に川淵を、副会長には元バレーボール選手の三屋裕子と、元体操選手の小野清子を選任。 2016年3月9日、JBAは会長の川淵が定年を迎えることによる会長人事に際して、三屋を昇格させる人事案を理事会で承認し、評議員会に諮ることになった。これに対しJBICは、決定の過程が不透明であるとしてJBAへ質問状を提出したが、JBAは回答しなかった。JBICは17日に記者会見を行い、JBIC理事でモントリオールオリンピック代表の桑田健秀を会長にするよう評議員に働きかけた。また6月20日には専務理事の候補に挙げられた田中道博にセクシャルハラスメントの疑惑があることを疑問視し、この点についてもJBAへ質問状を送ったが、これもJBAは回答しなかった。評議会は三屋の会長就任や田中の専務理事就任を含む人事案を承認した。 こうしたJBICの動きに対し、JAPAN2024タスクフォースの一員であるFIBAのインゴ・ヴァイス(ドイツ語版)は2018年12月に来日した折、改革後のJBAの体制を評価する一方、JBICについては、誹謗中傷を行うばかりで対話に応じないと批判、谷口ら会員を「日本バスケの墓堀り役」という表現で非難した。 しかしJBA副会長でBリーグチェアマンの大河正明は、2019年4月にスポーツニッポンに寄せた手記の中で、JBICがFIBAに対しJBAの非難を続けていることを明かしている。
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