西大寺寺領絵図とは? わかりやすく解説

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西大寺寺領絵図

主名称: 西大寺寺領絵図
指定番号 21
枝番 00
指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 古文書
ト書
員数 8幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  奈良西大寺伝来した絵図で、平城京京北の地の班田図と西大寺敷地図及び、西大寺秋篠寺堺相論絵図等を併せ存している。第一幅の京北班田図は西大寺所蔵分と略同図の絵図であるが細部については差異著しく西大寺本とは別系統転写本認められ第二幅の条里図と並び律令時代における平城京条坊の姿を伝えて貴重である。第四幅の敷地図以下の周辺寺領図は西大寺伽藍配置とその敷地示したもので、叡尊らの復興にかかる時代復元條坊図として注目される第三幅の堺相論図は嘉元年間以降秋篠寺との間で行われた堺相論に関するもので、嘉元元年から文保二年の相論にさいし、秋篠寺から西大寺差出された絵図である。

西大寺寺領絵図

主名称: 西大寺寺領絵図
指定番号 27
枝番 00
指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 古文書
ト書
員数 1巻、1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  国(東大保管分)と一連の絵図で、第一幅の京北班田図は平城京一條より四條に至る班田図として著名なのである内容三種よりなり、弘仁二年の班田によった三條図、宝亀五年の班田図に基づいた四條図、平安時代前期頃の田図準拠した推測される一、二條図とに区別されるいわば復原図で、西大寺本はその鎌倉後期の写と認められる第二幅の堺相論図は正和五年に再発した両寺の相論に当って西大寺秋篠寺側の狼藉有様作図した略図である。
 附の寺中曼荼羅図室町時代のもので、西大寺の姿を比較忠実に伝えた絵図として注目され伽藍図は江戸前期往古の姿を復元的に想像したのである
重要文化財のほかの用語一覧
古文書:  西園寺実氏夫人逆修願文  西大寺三宝料田畠目録  西大寺寺領絵図  西大寺寺領絵図  覚園寺文書  親鸞聖人消息  親鸞自筆書状類



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