蔓延していた性的暴行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 18:59 UTC 版)
「大邱小学生集団性暴行事件」の記事における「蔓延していた性的暴行」の解説
4月30日、全国教職員労働組合大邱支部など18の市民団体からなる「学校暴力・性的暴力の治癒と予防のための大邱市民社会共同対策委員会」(以下、共同対策委員会)は記者会見を開き、被害者の通う小学校に勤務している教師が、2007年11月頃に学校の教室内でセックスの真似事をするのを目撃したため実態調査を行った所、2006年1学期から小学校5年から6年男子児童が小学校3から4年男子児童に集団で性行為の強要、性的暴行、性的嫌がらせなどわいせつ行為が頻繁に行なわれてきており、40人余りが性的暴力を行なっていたことが判明していると公表した。 現時点で判明した加害者及び被害者数は増える可能性があるが、具体的に3から4人の男子児童が1人の女子児童を人目につかない遊び場、公園、ゲームセンター、学校内の隠れた場所などに連れ出してわいせつ行為が行われていたという[要出典]。 全国教職員労働組合大邱支部のイム・ソンム教師は「教師が事件発生直後に学校に報告を行い、対策を要求したが、学校側はそれを黙殺していた」と批判した。 これに対して学校側は「加害者の生徒もわいせつ物の被害者とみなし、処罰よりは教育を通じて、問題を解決しようとした。両親と共にカウンセリングを行うなど、必要な措置を全て講じた」と反論、発覚後には専門家による性教育を行い家庭へ文書をなどして対策を取って来ていると主張した[要出典]。 大邱市教育庁初等教育課のイ・テヨル奨学官は「関与した児童の人権を考え、内部で対策を立てていただけで、事件を隠ぺいしようとしたわけではない。今後問題の学校に対する監査を行い、加害者を処罰し、被害者に対するケアも行う」と述べた[要出典]。
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